歩戦協同とは、歩兵と戦車が協力して戦うことである。
特性 | 歩兵 | 戦車 |
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対機甲火力 | ×:対戦車兵などは例外 | ○:敵戦車の装甲との相関関係 |
対人火力 | ○:歩兵が多数の場合は◎。 | △:徹甲弾は効果小。KV-2などは例外 |
発射速度・即応性 | ○:歩兵が多数の場合は◎。 | △:大口径砲ほど遅い傾向。 |
抗堪性・残存性 | ×:一般に脆弱だが、多数の歩兵が散開して伏せた場合は一定時間抗堪する。 | △:重装甲な戦車ほど一般に抗堪性が高い。敵火力が大威力・低発射速度の場合は、機動力が残存性を左右する。 |
歩兵と戦車を組み合わせることにより、それぞれの弱点が相互補完されるためより強力な戦闘力を発揮できる。
適切な歩戦協同の要領は、状況により変化する。
状況 | 歩兵の役割 | 戦車の役割 |
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敵との接触 |
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強力な敵と対峙 |
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強力な敵を攻撃 |
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対機甲火力が不十分な敵を攻撃 |
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敵の地雷原を突破 |
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森林・市街地戦 |
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状況 | 隊形 |
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歩戦一体となって協同を図る場合 |
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戦車が機動力を発揮しつつ戦闘する場合 |
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地形に適合させる場合 |
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