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焦る安倍総裁 美しくない日本語連発

【政治・経済】

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2012年11月8日 掲載

「大衆迎合の醜い姿」「尋常な人ではない」

「美しい国」とか言っていた人が、どうしちゃったのか。最近、自民党の安倍晋三総裁(58)は、民主党政権に罵詈雑言(ばりぞうごん)の嵐。美しくない日本語を連発しているのだ。
 早期解散に応じない野田首相を「ウソつき」呼ばわりしたのを皮切りに、3大学不認可の真紀子文科相には「破壊願望に基づく全くの思いつき」「異常な行動を取る」「一緒に仕事して褒める人を見たことない」「尋常な人ではない」とケチョンケチョン。
 7日も都内で講演し、民主党が強調し始めた「中道」路線について「堕落した精神、ひたすら大衆に迎合しようとする醜い姿がそこにある」と口を極めて罵っていた。
 いくら野党の党首とはいえ、ムキになって大臣の人格攻撃まで始めるとは……。ちっとも美しくない。
 安倍の突然の“猛口撃”は「前任者の谷垣氏と、ライバルの石破幹事長への対抗心の表れ」とみるのは、政治評論家の浅川博忠氏だ。
「行儀が良すぎて『迫力不足』と言われ続けた谷垣氏との違いを強調し、石破幹事長が総裁選の党員投票でトップとなっても『あくまで総裁はオレだ!』と、世論に存在感をアピールするのが狙いです。そのウラには、野田政権を年内解散に追い込めなければ、『前任者と五十歩百歩』と求心力を失って、石破幹事長にクビをスゲ替えられることへの焦りもあります」
 自信の欠如した“弱い犬”ほどよくほえるものだ。最近の政党支持率では、自民が民主をダブルスコアで引き離しており、安倍は「オレの声は世論の声」と勘違いしているのかもしれない。だが、調子に乗った発言は天にツバだ。本気で首相に返り咲きたいなら、いずれ我が身に跳ね返ってくることを覚悟した方がいい。
~2012年11月8日以前の記事~

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