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この巨大なアメリカという鏡
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胡錦濤と江沢民の暗闘 - 「共富」と「和諧社会」の行方
昨夜(11/8)、すべてのテレビ報道で中国共産党大会が特集されていて、7時から10時半までずっと付き合って見ていた。現在、どうやら猛烈な権力闘争が進行中で、今日の朝日の1面と2面に詳しい記事が載っている。正式な党人事は11/15に発表されるが、ポストはなお流動的で、予断を許さない緊迫した状態にある。内定したとされていた胡錦濤の党軍事委主席留任でさえ白紙の状態に戻されたとある。押し戻したのは86歳の長老の江沢民で、江沢民派の巻き返しが凄まじい。昨日の映像でも、まるで最高実力者のように存在を誇示し、胡錦濤と温家宝の間に割り込んで威張る姿があった。国分良成も驚いていたが、全世界が注目する重要な党大会で、このような光景を見るのは異例で意外だ。天児慧の説明では、二つの可能性があり、江沢民が実権を完全に握り直し、新指導部である政治局常任委を江沢民派で固め、胡錦濤の影響力を排除した証明とする見方と、逆に胡錦濤の思惑どおりの人事で決着し、江沢民に礼を献じた花道を与えるため、リスペクトの演出をしたとする見方である。最初に映像を見たとき、私は後者だと判断した。しかし、今日の朝日の紙面記事では、とんでもない情勢になっていて、政治局常任委(チャイナ・セブン)の中の習近平と李克強を除く5人の人事のうち、有力と見られていた胡錦濤派(共青団系)の面々が悉く潰されようとしている。


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by thessalonike5 | 2012-11-09 23:30 | Trackback | Comments(1)
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Commented by ヒムカ at 2012-11-09 21:39 x
妖怪が跋扈しているようです。
「一匹の妖怪がヨーロッパを徘徊している。共産主義という妖怪が…」とは、マルクス・エンゲルスの有名な『 共産党宣言』ですが…江沢民は、もはや毛沢東の亡霊にとりつかれたようですね。近年の社会構造の転位と変動、また極度のインフレーションのなかで不満をもった大群衆を煽っている犯人にも見えます。

胡錦濤は、「第二の文化大革命を起こしてはならないのだ」と躍起になっていましたが、あの声は切実な危機の表明だったのですね。
「毛沢東神話」は、つねに国家を個人に優先させ、人民を毛沢東の子ヒツジとして支配しましたが、完全には死んでいなかったのですね。

>「胡錦濤の『科学的発展観』」とは毛沢東主義に対する皮肉のようにも取れます。毛沢東は、マルクス主義を受け入れましたが、実は、マルクス・レーニン主義の本源的な教義を体系的には学びませんでした。時に科学的発展観を持つ政治家を憎悪し粛清もしました。
彼の愛読書は、「孫子」(兵法)、「史記」(司馬遷)、「資治通鑑」(司馬光)他、「水滸伝」「西遊記」「紅楼夢」などでした。

背後で働く諸力を読まなくてはならないと本記事によって示唆されました。
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