スーパーゼネコンで竹中工務店だけが赤字に転落の理由
竹中と大林組の、関西のスーパーゼネコン同士で東京の再開発ビルの受注を競った「竹林戦争」は有名だが、今は差がついている。東武鉄道が江戸情緒を色濃く残す下町・押上につくった、東京の新名所、東京スカイツリーは大林組の施工だ。スカイツリーの工事現場を企業関係者に見学してもらい、自社技術を紹介するショールームのように活用してきた。
17代当主である竹中統一社長の在任期間は32年にも及ぶ。18代となる長男の勇一郎氏(37)は、今年執行役員に昇格したばかり。竹中家の人材不足が言われて久しい。同族経営の限界が見えてきたのかもしれない。
(文=編集部)
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