東京電力柏崎刈羽原発がある新潟県柏崎市長選が11日告示され、いずれも無所属で、3選をめざす現職の会田洋市長(65)と、新顔の西川(さいかわ)孝純・元共同通信社論説委員長(64)=自民推薦=の2氏が立候補を届け出た。18日に投開票される。
全7基が停止している柏崎刈羽原発の再稼働問題や、これから原発とどうつき合っていくかが焦点だ。再稼働については2氏とも「原子力規制委員会の安全基準ができてから判断する」と言い、「しばらくは原発と共存し、中長期的に脱原発依存をめざす」と訴えている。主張は似ているが、再稼働に慎重な姿勢の会田氏に対し、原発停止による地域経済の落ち込みに危機感を抱く原発推進派の市議らが、対立候補として西川氏に立候補を促した構図だ。
原発との「共存」も口にする会田氏は、原発反対派からも容認派からも支持を集め、26人いる柏崎市議のうち16人が支持を明言。一方、西川氏は、推進派に加え、容認派で兄の西川正純前市長の支援も受けている。