新日本プロレスの今日11日の大阪・ボディメーカーコロシアム大会で高橋裕二郎とのV5戦に臨むIWGPヘビー級王者・棚橋弘至が10日、“R指定男”のシンボル破壊を予告した。前哨戦で刃傷事件を蒸し返すなど言いたい放題だった裕二郎に対し、棚橋は急所攻撃をはじめとした反則殺法の投入を決意。罪深き挑戦者を制裁するつもりだ。
「今回は反則攻撃も辞さないぞ、と。シンボルを破壊してやりますよ。ハハッ。裕二郎に罰を与えないと。チャラ男にもマナーがあるということを身をもって教えてやらないといけない」
大阪決戦で迎える年内最後のIWGP戦。棚橋は前哨戦で裕二郎の“口撃”にさらされ続けた。2002年?月に起きた刃傷事件を蒸し返され、家庭内に不和も生じた。「試練の1か月だった。こういう相手に限って前哨戦が長いとは…」と心身ともに追い込まれただけに、大阪決戦は溜まりに溜まった舞台となる。
10年前の事件で自分が身をもって学んだように、マナーを逸脱したチャラ男には、深い傷を負わせる必要がある。裕二郎からは“性転換”プランまで披露されていたが、棚橋はよりストレートに、リング上で裕二郎のシンボルを潰しにかかるつもりだという。
普段はラフ殺法をほとんど使用しない棚橋だが、急所攻撃は実は隠された引き出しのひとつ。2008年に参戦した全日本プロレスのチャンピオン・カーニバルで太陽ケアを相手に繰り出した過去もある。プレイボーイを自称する裕二郎に肉体的・精神的ダメージを与えるのに、これ以上の手段はない。
くしくも昨年11月の大阪大会で行われたIWGP戦ではCHAOSの矢野通を相手に、メキシコ遠征用のルード(悪党)ファイトを展開。必殺のハイフライフローではなく、あえてテキサス式四葉固めで、とことん痛めつけギブアップを奪う制裁を加えた。今回もその再現を狙おうというのだろう。
ここをクリアすれば来年1月4日東京ドーム大会のメーン出場切符が確定的となる。怒れるエースが、調子に乗りすぎたR指定男に鉄槌を加える。
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