ソフトウェア開発ちっくな話 ～CADとWebとマーケティングと～

先日、日本ガイシのCM「すすめセラミックス」を見たんです。
「ハニセラム」という、クルマの排ガスをキレイにするセラミックスを紹介していました。
他にも、「ナノセラミック膜」「がいし」なんかのCMもあるみたいです。

このCMって、「だけじゃないテイジン！」に似てないですか？

ちいさな外国人の女の子が、商品の説明をしているところが、
なんとなく、似ている印象があるんですね。


日本ガイシは、セラミックス関係の商品を開発している会社で、
・自動車排ガス用セラミックス
・電子電気機器用セラミックス
・半導体製造装置用セラミックス
なんかを販売している、BtoB企業です。

当然、お客様は自動車関係や家電関係になってくると思います。
テイジンもBtoB企業なんで、立場的には似ていますね。



実は、テイジンは「テイジン未来動物図鑑」シリーズというCMをやっており、
昔からやっていた「だけじゃないテイジン！」をやめちゃったみたいです。

テイジン未来動物図鑑のプレスリリースを見ると、

（１） 帝人の企業イメージは、2002年より放映を開始した「だけじゃない、テイジン」シリーズにより、「伝統ある繊維会社」から「多様な事業を展開するケミカルカンパニー」へと変わりつつありますが、一方で、依然として「事業内容がわかりづらい」という声もあり、企業認知度向上に向けた課題となっています。
（２） こうした中、昨年11月より新聞および雑誌にシリーズ広告として掲載した「eイジン未来動物図鑑」は、帝人グループの製品そのものを主役とした広告で、事業や製品に対する興味喚起に貢献してきました。このシリーズをテレビCMとして展開することにより、事業や製品に対するさらなる理解促進を図りたいと考えています。
（３） また、テレビCMと連動して「テイジン未来動物図鑑」のウェブサイトを制作・展開し、製品の特徴や用途などの詳細情報をわかりやすく提供することによって相乗的に事業理解の深化を図るとともに、幅広いメディアによる展開で、技術力、先進性、成長性などのイメージ、および期待感を持っていただくことを目指します。

テイジンは、より商品のアピールに力をいれていく方向になったんですね。



そのかわりに、
日本ガイシのCM「すすめセラミックス」が流れるようになってきています。

日本ガイシは、昔のテイジンと同様、知名度が高くありませんので、
CMを通じて「興味を持ってもらう」ことを狙っているんでしょうね。


「だけじゃないテイジン！」は長くCMを流しており（なんと2002年から！）、
かなり認知されていると思います。

日本ガイシのCMも、そのイメージを受け継ぐことで認知力が向上しそうです。

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