iPS騒動男に独占インタビュー 森口尚史、吠える!東大批判と『ロンリー・チャップリン』大熱唱

2012年11月10日(土) フライデー

フライデー経済の死角

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カラオケの後に記者を招き入れた自宅。足の踏み場はなく、手がつけられていないコンビニ弁当も見える。エロ本はないのか、と聞くと「いやいや~」と否定も肯定もしなかった
懲戒処分書

 と、ご機嫌な様子で話すと、テキーラをショットで一息に呷る。酒はいける口のようで、この時点で既にビールをジョッキ3杯、日本酒3合は飲み干した。

 結局、森口氏のワンマンショーは朝方まで続き、気分が良くなった彼は記者を自宅に招き入れてくれた。家賃6万2000円の室内には大量の雑誌、コミック、書類が堆積し、異臭も漂う。そんな部屋の主はというとすっかり酩酊状態で、この日の取材は終了せざるを得なかった。

 4日後、本誌は改めてシラフの森口氏に東大への不満を聞くことができた。

「東大に事情を聞かれたのはニューヨークから帰国した当日。そのたった4日後には懲戒解雇ですわ。早すぎるやろッ! iPS手術は確実に1件はやってるのに、会見に出席した竹田幸博事務部長なんて露骨にバカにしてくる。嘘はついていないし、証拠もこれから出す」

 森口氏は今でも頑なに「iPS手術を1件行ったのは事実だ」と主張する。では肝心の証拠とは何なのかと尋ねると、体を揺らしながらこう話し始めるのだ。

「証人である共同研究者のジョンが姿を消してしまった。ここだけの話、ニューヨークで彼に会ったんですわ。そしたら『命が危ないから逃げる』と言われて、証明になる書類などは渡してしまった。CIAにでも目付けられたら大変や。ジョンはいたんやけど、丁度その時は記者が居眠りしてて、誰も見てないねん」

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