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ストーカー殺人 探偵に依頼し女性の住所を特定11月11日 4時14分
神奈川県逗子市で男がストーカー行為の末に元交際相手の女性を殺害し、自殺した事件で、男が今月に入って探偵業者に依頼して女性の住所を特定していたことが、警察への取材で新たに分かりました。男が逮捕された時などに知った女性の情報が手がかりにされた疑いがあり、警察は当時の対応について検証しています。
この事件で、東京・世田谷区の小堤英統容疑者(40)は、以前、交際していた三好梨絵さん(33)にストーカー行為を行った末に、今月6日、逗子市内のアパートの部屋で殺害したあと、自殺したとみられています。
警察は去年6月に男を被害者の女性への脅迫の疑いで逮捕した時と直後の取り調べで、逮捕状に書かれ、女性が隠していた結婚後の名前や住所の一部を読み上げていたということです。
男がこの情報をもとにインターネットの掲示板などを利用して女性の自宅を捜していた疑いがあるということですが、警察のその後の調べで、今月初めに探偵業者に依頼して女性の住所を特定していたことが警察への取材で新たに分かりました。
男は「お世話になった人を捜しています」などと言って女性の名前や住所の一部などを探偵業者に伝えていたということです。
警察は女性の住所がインターネットで特定できなかったため探偵業者に依頼したとみて、詳しい経緯を調べるとともに、逮捕された時などに知った女性の情報が手がかりにされた疑いがあり、当時の対応について検証しています。
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