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政治
【産経・FNN世論調査】維新は近畿、石原新党は都市部より地方
2012.11.6 00:04
合同調査で示された次期衆院選における比例代表投票先を全国11ブロック別に分析すると、橋下徹大阪市長率いる「日本維新の会」が、地盤の近畿ブロックで27・6%を獲得。前回調査では自民党にトップの座を譲っていたが、今回は自民党の23・3%を上回り、再び盛り返した。中国ブロックでも20・0%の高い支持を得た。
しかし、南関東ブロックでは5・5%と低迷。一桁台の地域は計4ブロックで、首位に立ったのは近畿だけだった。地域間でばらつきがみられ、全国的な広がりには至っていない。
一方、石原慎太郎前東京都知事の新党は、四国ブロック(22・6%)や北陸信越ブロック(21・7%)など、都市部よりも地方で大きな支持を得る傾向がみられる。ただ、単独トップとなった地域はなく、石原氏の地盤といえる東京ブロックでも15・7%で、自民党(20・6%)を下回った。
維新と「石原新党」の連携が注目されているが、それぞれの支持者層の相性は良さそうだ。維新支持層のうち73・8%が、石原新党の議席獲得に「期待する」と回答。石原新党支持層も72・5%が維新の議席獲得を「期待する」と答えた。
比例投票先を男女、年代別でみると、維新は30代男性が23・3%と、自民党の22・1%を上回った。女性も30、40、50の各年代で自民党を超えた。ただ、20代は男性12・1%、女性12・7%にとどまり、自民党(男性24・2%、女性22・2%)を大きく下回った。
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