大阪府は9日、岩手県宮古地区からの震災がれきの受け入れに向け、11月中に予定しているがれきの試験焼却に先立って実施した放射性セシウム濃度などの測定結果を公表。受け入れ予定の廃棄物に含まれる放射性セシウム濃度が、セシウム134と同137を合わせた加重平均値で1キログラムあたり8ベクレルとなり、受入基準とする1キログラムあたり100ベクレルを下回ったことを明らかにした。
測定は府の委託業者が岩手県宮古市で実施。空間放射線量と遮蔽(しゃへい)放射線量の測定値についても受入基準値を下回った。
府と大阪市は岩手県からの要請を受け、同県宮古地区(宮古市、岩泉町、田野畑町)の木くずなど可燃性の災害廃棄物を受け入れ、11月中に震災がれき約100トンの試験焼却を実施し、安全性を確認後、2013年2月から14年3月末までに最大3万6千トンを処理する予定にしている。
13日には、試験焼却にあたり焼却方法や測定方法を説明する大阪市民を対象にした住民説明会を、処理場がある大阪市此花区の区民ホールで開く。
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