こんなとき無職は気楽でいいです。
母は知人と誰だかのコンサートだと言っていたけれど、父の外出先が、一昨年?離婚騒動ですったもんだしたS風亭K朝の落語会でした。近所の市民ホールに来たらしい。
離婚にまつわることの是非はともかく落語家としては一流なことは間違いないので、観にいく父がちょっと羨ましい。
数時間後「あー楽しかったー!しかしK朝ってーのはホーント頭いいなあ♪」と帰ってきた父に、「何の噺やったの?」と聞いてみた。
「えーとね、幽霊の噺とー、長屋の噺。」
「幽霊の噺…。お皿数えた?(皿屋敷)」
「ううん」
「かまどから出てきた?(へっつい幽霊)」
「ううん。よくわかんないけど、長屋の噺と、幽霊の噺。おもしろかった」
いっぱいあるんだよっ!
落語の楽しみ方ってこんなものでいいんだ、私の楽しみ方が口やかましいのだ、とも思うけど、もう少し父の話に詳細さを望む娘でした。
反魂香でもやったのかな。気になる。