胡子大祭の福娘３人が９日、広島市中区の中国新聞社を訪れた。同区の胡子神社で１８〜２０日にある、広島の冬の風物詩を支え、参拝者に福を分け与える。

　福娘は、呉市の会社員西内千恵さん（２４）、安佐南区の大学４年倉西里奈さん（２２）、中区の大学４年花井柚生子さん（２１）。応募８６人から選ばれた。

　この日は、金の烏帽子（えぼし）に白の千早姿で訪れた。西内さんは「笑顔で皆さんに幸せを届けたい」と話した。大祭では同神社の拝殿などで参拝客をもてなす。

　期間中、神社周辺には、「福をかき集める」という縁起物のくま手「こまざらえ」の露店が並ぶ。初日の１８日は午後７〜１０時、近くの中央通りが歩行者天国になり、神楽や和太鼓などでにぎわう。

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【写真説明】胡子大祭への参拝を呼び掛ける西内さん（左）、倉西さん（中）、花井さん