2009年5月28日アフレコ取材インタビュー!

5月11日に、アフレコ現場で公開取材が行われました。
佐藤順一監督(写真前列中央)も参加しての取材で熱気に包まれていた現場から、メインキャストを務める声優さんのインタビューをお届けいたします!

アフレコ取材インタビュー

■実際に4話までアフレコを終了してのみなさん感想をお願いします。 監督 まだ探り探りなところもあるのですが、だんだん皆さんキャラクターの輪郭が見えてきた感じです。まだドラマが動き出したばかりなのでキャラクターを掴んでというところなのですが、これから話が進むにつれ、キャラクターが劇的に変化していくのでもっと面白い展開になっていくのではないかなと思います。キャストの皆さん、今回初めてお仕事する人が多いのですが、どんな人なのかというのが少し見えてきたところなので徐々にそんなところもふまえつつ進めていきたいと思います。よろしくお願いします。
阿澄さん 正直、もう4話まで終わっているということにびっくりしているんですけど、もう3分の1終わっちゃってだんだん寂しくなりつつあります。早いかなとは思うのですが(笑)それだけ毎回楽しくアフレコさせて頂いています。終わると台本がいつもすごい書き込みの量になっていて、監督に言っていただいたり、みんなで作っていっている感じがすごい勉強になっています。内容的にはこれからの変化はまだ私たちも知らないのでそこはワクワクしながら楽しみにしています。
寿さん 4話まで終了していることに私もびっくりなんですけど、毎週毎週楽しくアフレコをさせていただいて夏音として沖縄弁をしゃべらせてもらって、どんどんキャラクターの気持ちも身近に感じられるように徐々に自分的にはなってきました。12話まで、夏音という子をしっかりつかんで感情とかを表現できたらいいなと思っています。そして、4話まできて沖縄弁が大分染み付いてきました。
堀江さん お話がすごく面白いなと思っていつも台本を読んでいるので、やっぱり面白いなと思ってアフレコさせて頂いています。キャラクター達がとてもピュアだなと思います。夏音ちゃんはいつも邪悪、邪悪といわれているんですけど、ある意味すごくピュアですし。そんなキャラクターの感情の変化だったり、海の綺麗さだったり、この作品の魅力に癒されながら楽しくアフレコさせて頂いています。
永井さん もう4話もやったのか、あっという間だなぁという感じなのですが、都を演じさせてもらって皆さんとても魅力的な方で、監督もとても優しく分かりやすく説明してくれて。私も魅力的なキャラクターになれるようがんばりたいと思います。
間島さん サムは海の住人なので、どうしてもお話が地上の世界で動くと「一方その頃・・・」という出方が多く、てなかなか出番が少なかったりするので、僕こそ「もう4話なのかっ」という感じです(笑)。いつのまにっ!あっ、マリンが変身してるっ!などいろんな驚きがあるのですが、1話の時から感じていたのは作品が南の島が舞台となっているからなのか、のどかというか、アットホームな感じがアフレコの現場にも出でていて、久しぶりにスタジオに来きても参加しやすい現場ですね。
福井さん 私もサムさんと同じ海の住人なので、もう4話だ~という感じです。私は「うみものがたり」のキラキラした感じがとても好きで・・・。ですので、こういったアットホームなアフレコに来させていただけるのが嬉しいです。ワリンちゃんはちょっと邪悪な事をいったりもするのですが、その中でも絆という面ですごく繋がりがあるということで魅力が満載だなと思います。そしていっぱいお勉強させていただいているので、とても感謝しております。
納谷さん 4話っていうけど、僕1話出てないんですよ(笑)。2話から参加なので2.3.4話という流れだと思うんですけど、3話が先に収録だったんですよ。1話に出ていなくていきなり3話だったから、ぜんぜん分かってなくて(笑)。一週間たった2話のアフレコの時に、なんで自分のキャラがこんなにしゃべってるのよ!って、すごい戸惑いましたよ(笑)すごいアットホームな現場なんだけど、なんか皆孫みたいな年齢だからねぇ・・・。
儀武さん この作品は島の住人たちが南の方の訛りでしゃべるのですが、今まではマイクの前に立ったら訛っちゃいけないって思っていたし、訛っていいという時がなかったので「あっ、できないっ!」って正直とまどっちゃたんです。マイクの前で力を抜くってこんなに難しいんだって初めてめての経験でした。ですので本番直前にみなさんにはちょこっと方言指導するだけなのに、ちゃんとできる夏音ちゃんや都さんはすごいなって思って、私の方がいっぱい勉強させてもらってるといつも思っています。

■佐藤監督にお伺いいたします。
今回「うみものがたり~あなたがいてくれたコト~」をオリジナルストーリーでアニメ化するにあたり一番伝えたいメッセージはございますか?
今回、いろいろな場面でマリンが「愛してる」という台詞を言うんですが、実は大きなテーマの柱はそこで、人を好きっていうことはどういうことだろう?というのを新しい角度から考えてみようというのがテーマになっています。マリンと夏音というのはまったく逆のスタートなんですけど、マリンはピュア100%で人を憎んだり嫌ったりすることが全くなく、逆に人嫌いでいろんな人と接触しないようにしている夏音。どちらも心はピュアなんだけど、まったく違う性格のお互いを好きになるし、間にウリンという妹がいて彼女の事を夏音も好きになっていくという大まかなドラマの作りになっています。この話を通して好きってどういうことなんだろうって言うことを描いていこうと思っております。マリンちゃんの口癖の「愛してる」っていう言葉をなかなか日常で使うこともないですし、結婚している私ですらあまりないですし(笑)、そんな言葉をマリンちゃんの真似をして気軽に言えるのもステキなことかななんて思っていて、そんな作品になるといいなぁと思っています。

■メインキャスト3人にお聞きします。
第4話までキャラクターを演じてみて、ご自身のキャラクターの好きなところを教えてください。
阿澄さん マリンちゃんは、本当にピュア100%で真っ白でまっすぐで、ステキなところを全部つめてキャラクターにしたという女の子で、とにかく完璧なんですよ。多分こんな女の子いないんだろうなって思いつつも、すごく憧れる女の子なんですよ。憧れが全部詰まった女の子です。
どの台詞にもマリンちゃんの真っ白でまっすぐで純粋に人を信じているっていうのがあるので、すごく楽しく演じさせて頂いています。
寿さん 夏音ちゃんは邪悪100%でマリンちゃんと正反対なんですけど、その中にある本当はこうなりたいっていう願望だったりとかピュアな気持ちを隠して人に当たっちゃったり、邪悪邪悪って言われちゃったりとかあるんですけど、途中からマリンちゃんやウリンちゃんとかいろんな人に出会っていくにつれ変わっていくんだろうなって、私自身すごく楽しみです。共通点はあまりないですけど、気持ちとしては共感できる夏音ちゃんなので、本当に大好きなキャラクターでこれからもがんばって欲しいなって思っています。
堀江さん マリンちゃんの反動のせいか、ウリンちゃんはちょっぴり背伸びをしていて、しっかりしなくちゃというところがあって、そういう部分がすごく可愛いなって思います。なかなか嬉しいことを素直に嬉しいって言えなかったり、ちょっとひねてるところがあって「あっ、素直に言えないんだね」と可愛いなって思います。

■出演者みなさんにお聞きいたします。
第4話までで、「ココを観てほしい」「ココに注目してほしい」というポイントを教えてください。
阿澄さん まだお話の展開としてはそんなに進んでいないんですけど、マリンと夏音ちゃんのだんだん近づいてくる二人の仲だったり、変身するシーンが個人的にはすごく嬉しかったです。PVもすごくキレイな映像だったので、本編全体がきれいな色で飾られていくのがとても楽しみです。
あと、亀の松本さんの火を噴くシーンを是非楽しみにしていて欲しいなと思います。作品全体が本当にキラキラしていると思うので、そこにも是非注目していただきたいです。
寿さん 本当にたくさんあるんですけど、絵がとてもキレイで、天神子島というところを舞台としているのですがそこの風景が場面、絵からビシバシ伝わってきます。夏音の表情の変化が激しいのでそこにも注目してほしいです。個人的にはサムさんの歯とか(笑)いろいろきめ細やかに丁寧に描かれている作品だと思うので、すべてびっしり見ていただけるとうれしいです。
堀江さん 4話までということなので、やっぱりマリンちゃんと夏音ちゃんの友情が芽生えるというか、二人の関係が築かれている途中なのですが、その段階がすごく丁寧に描かれています。特に夏音ちゃんの心の微妙な変化など、やっぱり人は人で変化するのかなと。そこが見どころだなと思います。 あと、エンディングがとても美しくて、お伽話風で、それに反応するウリンちゃんがまたかわいいのでエンディングの一番最後まで皆さんに見ていただきたいなと思います。
永井さん メイン3人の心や、母としてみると夏音ちゃんの心の成長だったり、サムさんの歯や松本さんの火の吐くところ、ワリンちゃんの思いがけず意外といい人そうなところとか(笑)
都的には引き締まった体ですね(笑)登場人物の皆さんはスタイルがとてもいいので、そこもぜひ見ていただきたいです。あとは、「この親にしてこの子あり」というような親子のやり取りなどにも注目していただきたいなと思います。
間島さん サムとしましては、歯の輝きと海ぶどう、この2点を抑えればサムという人間が理解できます(笑)全体としては、メインキャラが正反対の性格なのでシリアスなシーンとコミカルなシーンの差がはっきりするのでそこも見ていただきたいなと思います。
福井さん マリンちゃんがピュアだというところです。セリフを聞いていると一言、一言に心が洗われていくようなピュアさがたくさんあります。あと皆さんお一人お一人のピュアさがたくさんあるので、1話見終わるごとに気持ちがキラキラ浄化されるようです。
  納谷さん ギャグっぽいところがすごくおもしろいです。マジなところとギャグとバッと入れ替わるところを見て欲しいです。
儀武さん 私演じる鈴木は、夏音ちゃんと昔からの幼馴染で、ずっと夏音ちゃんのことが好きで仲良くしたかったのに言えずに成長してきたのです。マリンちゃんはみんなに「愛してる」って素直に伝えられるケド、「愛してる」って言いたいけど言えないキャラもいたり・・・そのあたりからも作品のピュアさが伝わると思うので、登場人物の心の動きも見ていただきたいなと思います。

■監督へ質問です。
今回こういう物語を作ることになったきっかけ、いきさつを教えてください。
企画自体は「うみものがたり」をアニメ化するということと、「変身美少女もの」ということまで決まっていてオファーがきました。どういう骨格のものにするかというのは全く決まっておらず、色々先に進めていく上で取材をしに奄美大島に行きました。アニメの舞台である天神子島は奄美大島をモデルにしているのですが、そこに行って現地の人の話を聞いたり、歴史なんかを聞いて色々なことが見えてきて、あっ、これだと。今回の「うみものがたり」の方向性が見えてきました。最初に言った「愛する」ということ、「好きだ」というのはどういうことか、ということを含めてテーマにしていくということが決まりました。今回は非常に奄美大島というのが大きなファクターになっています。

■監督へ質問です。
パチンコをやらない方でも、アニメを楽しめるようにする工夫はされていますか。
どちらかというと、パチンコの「海物語」とアニメーションの「うみものがたり」をどう色合いを変えていくかというのが1つこちらに預けられたテーマだったりするのですが、作っていく中でお客さんひとりひとり、アニメを好きな人はもちろん、オンエアは見られない子供たちもゆくゆくは楽しんで見られたらいいなというアプローチの仕方は今までの作品と大きく変わるわけではなく、この作品をどう楽しんでもらうかというのが軸足で、作る上での重要なポイントになっています。

■最後にこれから番組を見る皆さんへ作品に対する意気込みやメッセージをお願いします。 阿澄さん 本当に夏にぴったりの作品で、海に行きたくなるようなそんなキラキラした作品だと思います。マリンちゃんは、人が何かを好きになるっていう感情を素直に全面に出していける子なので、そんなマリンちゃんを見て、気持ちを素直に表現するっていいな、という事がみなさんにも伝わったら嬉しいなと思います。
私自身これから先の展開もすごく楽しみにしていますので、是非是非みなさんもこの作品を見て心を温かくしていただければと思います。よろしくお願いします!
寿さん 「うみものがたり」という作品はとてもとてもステキで実際自分がこうやって関わらせていただいていることがとても嬉しいなと思っています。この「うみものがたり」の注目ポイントとしては音楽もあると思います。ピアノとかの心にジーンとくるようなサウンドがあったりして、実際自分たちのキャラクターの感情も優先しつつ、音楽で作品を盛り上げてくれていてくれて、さらに絵もキレイということで、たくさんの人に「うみものがたり」を見て、この夏一皮一緒に向けて頂いて(笑)、好きになっていただけたら嬉しいなと思います。
堀江さん 見終わった後に、毎回心がホワッとするような感じの作品だなと思っているのですけど、私の演じさせてもらっているウリンちゃんは、今のところ大好きなマリンお姉ちゃんを夏音ちゃんに取られぎみということで、面白くないという状態が続いているんですけど、そのへんが今後どうなっていくのかというところに注目して見ていただきたいです。最後までこの作品を楽しんでいただいて、皆さんの中に何かが残ったらステキな事だなって思います。是非最後まで楽しんでいただければと思いますのでよろしくお願いしました。
永井さん この作品のもつキラキラさに私ものっかって、キラキラと今後もがんばっていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
間島さん この作品は美少女が変身して戦ったりするんですが、サムは美少女でもなければ戦ったりもしないので一切関係ないのですが、彼は彼なりに海ぶどうと歯の輝き共に頑張っていきますので、僕も彼の歯の輝きに負けないような声をつけていきたいと思います。
福井さん この夏、みなさんいろんなキラキラを感じて頂ければと思います。私もワリンとしてみなさんに何かを伝えていけるように、頑張っていきます。今後とも是非キラキラしながらよろしくおねがいいたします。
納谷さん 早く完成品が見たいですね。
儀武さん 監督が実際に奄美大島に取材に行っているので、映像からもすごく南の島っぽさが伝わって来ます。私は南の島の出身なので、島の住人のキャラクター達が南の島の方言でしゃべるお手伝いをしています。見ている人たちが「あ~南っぽい!」って思ってくれるように頑張りたいと思います。みなさんに、南の島らしい暖かい夏の雰囲気を楽しんでいただけたらと思います。
監督 今回は世界観をどう作るかということが一番重要なことで、奄美大島に実際に取材に行った事を元にお話を作ったり、奄美に住んでいらっしゃる作曲家の村松さんに現地で歌っているような本当の島唄を作っていただきドラマの中で使ったりと、いかに存在感をつくっていけるかということをテーマにしています。また背景を書いていただいている小林七郎さんは、デジタル全盛の中でキチンと紙にこだわって書いている方で、手から産み出される、美しい美術の世界と世界観を楽しんでいただけると嬉しいです。
ドラマで言いますと、キャラクターがそれぞれ変わっていきます。今現在は4話までなので、キャラクターたちもいい人ばかりでキラキラな作品という風に感じられるかもしれませんが、実はそうでもなくて、このあとみんなが変わっていくというドラマが待っていまして、今の所は夏音がマリンに出会うことで少しづつ変わってきて、ワリンと夏音に嫉妬してウリンが変わっていき、ウリンが変わったことによりマリンが変わっていく…という風にキャラクターがそれぞれ変わっていくんですね。私自身がそんなにピュアな人間ではないので(笑)そんなにピュアな内容で進むわけもなく、いろいろ邪悪な展開が待ち受けています。そんな中で人を好きになっていくっていうのは楽しいことだけど、つらいこともある、でもとてもいいことではないかという所に行き着く物語を目指して走っているところです。
なので、このあとキャストのみなさんも驚くべき展開が待っていると思いますが、中盤以降に意外な展開やドラマチックな展開もあって、でも最後は安心して終われる展開も待っているので、楽しみにしていただければと思います。なので、まだ絵が白いのはみなさん勘弁してください(笑)。がんばります!
  ■ありがとうございました。

2009年4月24日夏音役:寿 美菜子さんのスペシャルコメント

寿さんから公式HPをご覧の皆さんにスペシャルコメントをいただきました。ぜひご 覧ください!

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2009年4月8日マリン役:阿澄 佳奈さんのスペシャルコメント

阿澄さん から公式HPをご覧の皆さんにスペシャルコメントをいただきました。 ぜひご覧ください!

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