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2009-12-12 単純な故に強力/使い方は本人のセンス次第
■[analoggame][colomn]キングスコート講座 第15回:マジックポーション 
第15回はマジックポーションです。
ゲーム中に1枚だけ存在し、点数は0点(!)です。
手札の最後のカードとしてしかプレイできません。このカード自身には色が存在しないので、場札の色が何色でもプレイできます。
このカードの真骨頂は他プレイヤーが上がった時に発揮され、自分の持つ他の全てのスクロールカードのペナルティ点数を解毒効果により0点にします。
自分が上がらなくても問題無い場合、まずは他のナンバーカードを全てプレイしきってしまいましょう。後は、のらりくらりと手札を減らしていけばそのうちラウンドが終わるでしょう。この場合、キングやフェアメイデンは他のナンバーカードと組み合わせて使っていきましょう。
奇襲攻撃を狙いたい場合は、ナンバーカードはキング・フェアメイデンを使わずに減らしていきましょう。それが終わったらキング・フェアメイデン以外のスクロールカードです。これが成功したらあとは自分の手番が普通に回ってくるのを待つだけ。奇襲攻撃の準備中に、万が一他プレイヤーに先に上がられてしまっても被害はほぼ0で済むのが、マジックポーションのありがたいところです。
機能があまりにもシンプルなので、語るべき事はあまり多く有りません。引けたらラッキーなカードなのですが、大量にドローを喰らった時に限って来ない物なのです…。
■[analoggame][colomn]キングスコート講座 第16回:マジシャン 
ついに最後の講座です。ここまで来ると感無量ですね…。
マジシャンはゲーム中に1枚だけ存在し、点数は50点です。
効果はズバリ「ゲーム中に存在する、他のどのスクロールカードとしても使用できる」。
代表的な使用例は攻撃(ウィザード)、防御(ロイヤルデクリー)、プレイ加速(キング)、ペナルティ軽減(マジックポーション)の4つの用途になることでしょう。それぞれの詳細は以下の通りです。
もうすぐ上がりのプレイヤーを止めたり、点数でトップのプレイヤーに打撃を与えるにはウィザードが最適です。攻撃範囲が広いため、狙った相手に叩きつける事が出来ます。ロイヤルデクリーが既に使用されているかどうかは、チェックしておきましょう。
不意の攻撃に対して、緊急回避が必要な時にはロイヤルデクリーです。攻撃が来なくても別のカードとして使ってしまえる分、本来のロイヤルデクリーのカードよりも性能は上と言えますので、他にプロテクターやロイヤルデクリーを持っていた場合はそちらから使うと良いでしょう。
ウィザードでも1枚分の追加プレイは出来ますが、プロテクターで止められてしまうとそこでプレイは終了してしまいます。どうしてもここでプレイを通して上がりたい場合はキングにしてしまいましょう。マジシャンと(フェアメイデン以外の)もう一枚なら、これで確実に上がる事が出来ます。フェアメイデン・キングと組み合わせての奇襲も効果的です。
逆に他プレイヤーの奇襲攻撃で一気に上がられてしまった場合、手札のマジシャンをマジックポーションに変化させてスクロールカードの点数を無効化しましょう。但し、ルールによりこの状態ではマジシャン自身の50点を無効化出来ません。強力過ぎるカードゆえ、そこはあきらめてください。
以下は、マジシャンを使った小技です。これらを知っているとプレイの幅はさらに広がります。
ドローブリッジが連鎖で回ってきた場合、更なるドローブリッジにチェンジさせるのも面白い手です。次のプレイ手番のプレイヤーがここで叩いておきたい相手だった場合は強烈な一手になりえます。この場合、マジシャンをプレイする際に好きな色のドローブリッジとしてプレイする形になりますので、プレイしやすい色に変えておきましょう。
ウィザードの5枚ドローは非常に強力ですが、低い点数のナンバーカードばかり引かれてしまうと意外と高い点数になりません。自分又は他人の上がりが近く、次手番プレイヤーにどうしてもここで一撃与えておきたい場合はダンジョンにしましょう。ダンジョンはそのプレイヤーの前に残った状態でラウンドが終了した場合、ほぼ確実に36点以上の打撃を与える事が出来ます(ほぼ、と言うのはマジックポーションが相手の手札にあった場合は失敗になるためです)。
相手の手札に防御カードがあるかどうか調査したい場合にもダンジョンは効果的です。もし、相手が自重して防御カードを使わなかった場合にも、ダンジョンに幽閉中であればその防御カードは使用不可能なので、ドラゴン等の追加攻撃を安心して叩き込む事が出来ます。
手札が少ない時点での攻防で、ウィザードなどの高威力の攻撃を反射できれば効果は大きいですが、ロイヤルデクリーでさらに反射されるとひどい事になります。攻撃をかわせれば良いのであれば、あえてプロテクターを選択するのが渋い一手です。
他のスクロールカードに関しては、上位互換のカードが存在するので、考えに入れなくて良いでしょう。変幻自在の打ち筋で、場を支配して勝利をもぎ取りましょう!
以上でキングスコート講座は終了です。長い間のお付き合い、ありがとうございました。
2009-11-12 強い攻撃ほど威力を発揮する
■[analoggame][colomn]キングスコート講座 第14回:ロイヤルデクリー 
まだ続いてたんですね、この講座…。気が向いたときにしか書かないので、1年近く間が空いてしまいました。
ロイヤルデクリーはゲーム中に1枚だけ存在し、点数は50点です。
自分に対して、ドローカード(ドローブリッジ・ドラゴン・ダンジョン・ウィザード、及びそれらの効果の反射された物)によってペナルティープレイを要求されている場合に使用でき、ドローカードの効果を使用してきた相手に反射します。
無事に相手に反射した効果を直撃させた場合、ドローカードを使用した事による恩恵は全てロイヤルデクリーを使用したプレイヤーが奪い取ることになります。ドラゴン及びウィザードのワイルドカードによる色指定機能と、ウィザードの追加プレイがこれにあたります。
ドローブリッジをロイヤルデクリーで反射させた場合は、ロイヤルデクリーのみを捨て札の一番底に入れ、場札は最新のドローブリッジになります。
メリットは、もちろん全ての攻撃をかわした上に、その攻撃を放ってきた本人に叩き返す事です。場合によっては勝負を決める一打になることも有り、最後の一枚として持っていた場合には攻撃を反射しつつ上がり逃げする事も可能です。
デメリットは、プロテクターと同じく自分が攻撃されないと使用できない事。特に、50点と言う点数は出来れば喰らいたくない点数です。
また、プロテクターと違って全ての攻撃に対して完全無敵と言うわけではなく、反射した効果を相手のマジシャンによってさらに跳ね返されると、プロテクター(又はドローブリッジ効果の場合更なるドローブリッジ)が無ければ結局攻撃を喰らってしまいます。
ただ、やはり反射効果の強力さは頼れる強さです。点数でトップを走っている時には心強い友と言えるでしょう。場の状況とマジシャンが既に使われているかどうかを考えつつ、わざと喰らう攻撃・反射する攻撃を取捨選択できれば一人前のプレイヤーと言えますね。
2008-12-02 有ると便利なこの1枚
■[analoggame][colomn]キングスコート講座 第13回:プロテクター 鉄壁の陣、破れるか? 
今回から防御系カードの紹介です。あれば便利な反面、色々と穴もあるので気を付けたい所です。
プロテクターはゲーム中に2枚存在し、点数は35点です。
自分に対して、ドローカード(ドローブリッジ・ドラゴン・ダンジョン・ウィザード、及びそれらの効果の反射された物)によってペナルティープレイを要求されている場合に使用でき、ドローカードの効果を全て消滅させます。
効果を消滅させたカードとプロテクターをまとめて捨て札の一番下に入れ、それらのカードの直前にあったカードが場札になります。
ドローブリッジが連続してプレイされていた所にプロテクターを出した場合は、最後のドローブリッジの直前のドローブリッジが新たな場札になります。
メリットとしては、ドローカードの効果を消滅させてしまうので防御が100%成功すると言うことです。ロイヤルデクリーは成功すれば大変強力な防御カードですが、万が一別のロイヤルデクリー(マジシャンが絡むと発生)によって再度反射された場合に手痛いダメージを負うことになります。その点、プロテクターは相手の目論見を必ず崩すことが出来る訳です。
デメリットは他者からの攻撃が無い場合プレイが出来ない事です。最も、点数が35点なのでこれ1枚だけならまだ耐えられる点数の範疇ではあります。これ1枚が残ってオンガード状態になった場合、場札に合うカードが無いようなニュアンスを漂わせて、「プロテクターなので出せない」事がばれないようにしたいものです。焦った相手が放った攻撃を打ち消しつつ上がれれば最高ですね。
序盤でのドローブリッジ1枚を防御するために使ってしまうのは少々もったいない所。ドラゴンのダメージ(3枚)以上かダンジョンを打ち消すために使っていきたいものです。
2008-09-20 このゲームの象徴とも呼べる1枚
■[analoggame][colomn]キングスコート講座 第12回:ウィザード 攻撃系最強の威力を使いこなせるか? 
この講座もそろそろ終わりが見えてきました。非常に遅筆ですが、まぁもとのゲームの発売からの年数を考えると些細なことなのでしょう。
今回はウィザードです。ゲーム中に1枚だけ存在し、点数は破格の50点(!)です。
効果は大きく分けて4つ。
(1)ワイルドカード。(省略されることが多いが、本来はこの時点で次に出される札の色を指定する必要がある。)
(2)次のプレイの順番を、(クィーンズオプションと同じように)そのまま・スキップ・リバースのどれかに指定する。
(3)(2)で指定された次の順番のプレイヤーに5枚ドロー・1回休みのペナルティプレイを強要する。
(4)(3)のペナルティプレイが成立したら、ウィザードをプレイしたプレイヤーが(キングの効果のように)もう一度カードをプレイできる<エクストラプレイ>。その次の手番は今ペナルティプレイを行ったプレイヤーを跳ばしてその先のプレイヤーとなる。
なお、(4)の手順の時のエクストラプレイでは(私の所でのプレイでは)特例が用いられます。
A(ウィザード使用者)→B(攻撃対象者)→C→D→E→A→B…と言う順番でプレイしている場合…
ドローカードだった場合…攻撃対象がウィザードの攻撃を被ったプレイヤー(つまりB)になる。(エクストラプレイにも別のウィザードが使われた場合、攻撃対象は選択できずに最初のウィザードの攻撃を被ったプレイヤーになる。)なお、この時点で「その次の手番は今ペナルティプレイを行ったプレイヤーを跳ばしてその先のプレイヤーとなる。」の部分は無効となる。攻撃対象プレイヤーはエクストラプレイでの攻撃に対して防御系カードを使っても良い。
スキップ効果だった場合…Bはウィザードの効果で手番が跳ばされ、Cがエクストラプレイの効果で手番が跳ばされるため、次の順番はDからになる。
リバース効果だった場合…Cには手番が行かずに次の順番はEからの逆順プレイになる。但し、Bは次の手番が来たら普通にプレイできる。
ワイルドカード・5枚ペナルティプレイ・エクストラプレイと非常に強力な効果が揃った最強の攻撃系カードです。それが故に、ロイヤルデクリーで跳ね返されると甚大な被害を被ることになってしまいます。自身がプロテクターなどを持っていればまだ安心ですが、そうでない状況でロイヤルデクリー(及びマジシャン)がまだ未出の時はプレイにある程度の覚悟がいることでしょう。
現時点の点数トップを叩ける貴重なカードですが、あまり出し惜しみしていると使い時を失って大量失点を被ってしまいます。効果を跳ね返された時の復旧に使う時間も考えに入れて、早めに使用していくのが良いでしょう。但し、残り手札1枚(ウィザードのみ)の状況に持っていけるのならばこの限りではなく、上がり逃げとしては最高級の選択肢になります。反撃不能の5枚攻撃を叩きつけて上がってしまいましょう!
2008-08-18 日々の地味な作業はこんな感じです…
■[analoggame][construction]1つのゲームをプレイアブルにするまで 
先日、以前に購入していた最新版の「アクワイア」をプレイ可能にするための加工作業を行いました。
普段私はどのような加工をゲームに施しているのか?それを今日は記録しておくことにします。
まず、ゲームを開封した時点で欠品が無いか確認。大丈夫のようです。内容は、打ち抜き式のホテルタイル・ホテルグループタイル・タイル置き、株券、紙幣、ゲームボード、説明書。ホテルタイル等が紙のランナーから打ち抜く方式になっていたので、カッターとカッティングマットと使って丁寧に切り出す作業を実行。手で強引に打ち抜くより、"バリ"が少なくなってキレイになります。
株券にはエンボス加工がかかっていたので、そのまま使用。紙幣はペラペラの紙ですが、これもあえてそのまま使用します。
ゲームボードはどうするか悩みましたが、保護フィルムを掛けると蛍光灯などの光で光って見づらくなる恐れがあったので特に加工は無し。日本語説明書に掲載されていた株券の売買価格表は各プレイヤーに欲しい所だったので、コンビニで5枚ほどカラーコピーしてから保護用透明フィルムをかけ、余白をカッターで切り落とします。
以前に100円ショップで買ってきておいたウレタン製の袋にホテルタイルを仕舞い、株券と紙幣を輪ゴムでまとめます。
グループタイルとタイル置きの"仕切り"はパッチ袋に収納。
最後に、ランナー等のゴミをかたづけてコンポーネントをすべて箱に入れて終了。3時間・500円ほど掛かった作業でした。