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誤認逮捕の4人に補償金支払いの手続き
11月9日 13時13分

誤認逮捕の4人に補償金支払いの手続き
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遠隔操作ウイルスに感染したパソコンなどから犯行予告を書き込んだとして、誤って逮捕された男性4人に対して、検察や家庭裁判所が補償金の支払いの手続きを始めたことが分かりました。

一連の事件では、インターネット上に無差別殺人や爆破を予告する書き込みをしたとして、大阪や三重県、それに福岡市などの男性4人が逮捕されましたが、パソコンが遠隔操作ウイルスに感染していたことなどが分かり、全員が事件と無関係であることが確認されて不起訴となったほか、起訴の取り消しなどが行われました。
検察によりますと、このうち不起訴となった三重県と福岡市の男性に対しては、法務省の規程に基づいて補償金を支払うことを決めて通知し、起訴を取り消した大阪の男性に対しては刑事補償の手続きを説明したということです。
また、家庭裁判所で保護観察処分が取り消された大学生に対しては、家庭裁判所が補償の手続きを進めているということです。
4人に対しては、今後、勾留や拘束された日数に応じて、一日当たり最大で1万2500円の補償金が支払われることになります。

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