「LINE」のアクセントの置き方、ライン→→→(「オトナ」と同じ平板アクセント)とライン↗↘↘(「カラス」と同じ頭高型)、どっちが正しい?

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さっき新宿を歩いているとき、学生らしき若者が「じゃあ ライン (→→→)で連絡するわー」と、「オトナ」や踊る「クラブ」と同じアクセントの置き方で「ライン」と発音していて、ちょっとした衝撃を受けました。自分(アラサー)は「カラス」や昔の「クラブ」と同じ、頭にアクセントを置く形で発音していたので...。

で、調べてみたら、CMで実際に「ライン(→→→)」と発音されていました。まあ、そっちが正しいと分かっても、「ライン (→→→)」という言い方は何だか恥ずかしいので、しばらくライン↗↘↘と言い続けますが。それにしても、テレビを見ていないと、こうやって流行に置いてかれるんすねー


あと参考までにウィキペディアの「アクセント」の項目を引用しておきます。興味のある方は直接ご覧になってみてください。

名詞 [編集]

共通語のアクセントでは、頭高型、中高型、尾高型、平板型の4種類のパターンが存在する。この内、平板型以外のアクセントを起伏型とも呼ぶ。

頭高型(あたまだかがた)最初の音節が高く、それ以降の音節が低い場合例:「カラス」(\_)
中高型(なかだかがた)最初の音節は低く、次以降の音節が高くなり、単語の終わりまでにまた低くなる場合例:「タマゴ」(/\)
尾高型(おだかがた)最初の音節は低く、それ以降の音節は高いが、後に続く助詞が低くなる場合例:「オトコ(が)」(/ ̄(\))
平板型(へいばんがた)最初の音節が低く、助詞も含めそれ以降の音節が高くなる場合例:「オトナ(が)」(/ ̄( ̄))

日本語の音節が2種類のピッチしか持たないわけではない。しかし、実際には語の途中でピッチが有意的に下がるか下がらないかという二項対立的要素のみが弁別的特徴を担う。音韻論的には二段階以上を考える必要は無い。

共通語のアクセントでは語頭の音節と次の音節は必ずピッチが異なる。このことにより語の始まりが聴覚上明らかになる。この法則はすべての日本語方言で成り立つわけではない。近畿・四国では成り立たないし、東京式アクセントに分類される広島弁因州弁名古屋弁北奥羽方言でも成り立たない。

また、一度下がったピッチが語中で再び上がることはない。こちらの法則はほぼすべての日本語方言で成り立つ。(一部の例外として、言語の孤島として注目される山梨県の奈良田方言にみられる特殊アクセントが挙げられる。例;「鶯」う\ぐ/い\す。)

複合名詞のアクセントは中高型になり、アクセントの核(音が下がる前の音節)は後ろの語の頭に置かれることが多い。例えば「アクセント辞典」を例にすると、

  • ア\クセント
  • じ/てん
  • ア/クセントじ\てん

ただし、接頭辞接尾辞は単語でないのでこの限りではない。


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