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遠隔操作で誤認逮捕 地検が男性に謝罪
11月9日 9時39分

遠隔操作ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれた事件で、誤って逮捕・起訴された大阪の男性について、大阪地方検察庁が、起訴を取り消したのを受けて本人に直接謝罪していたことが分かりました。

この事件は、ことし7月、大阪市のホームページに無差別殺人の予告が書き込まれたもので、書き込みに使われたパソコンの所有者で大阪・吹田市の北村真咲さん(43)が、一貫して関与を否定したものの、逮捕・起訴されました。
ところが、その後、パソコンがウイルスに感染して第三者が遠隔操作で書き込みができるようになっていたことが分かり、大阪地方検察庁は先月、男性の起訴を取り消しました。
これを受けて、大阪地検の幹部が男性と面会し、捜査の経緯を説明したうえで、「誤って起訴してしまい、申し訳ありません」と謝罪しました。
さらに、男性に対し、不当に身柄を拘束された場合に支払われる刑事補償の手続きについて説明したということです。

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