'12/11/5
遠隔操作ウイルス検知せず 安倍氏脅迫メールのPC
安倍晋三自民党総裁の殺害予告メールが警察庁などに相次いで送り付けられた事件で、メールの送信元とみられるパソコン(PC)からは、一連の遠隔操作事件で見つかったウイルス「iesys.exe」が検知されなかったことが5日、警視庁捜査1課への取材で分かった。
送信元となったPCはメールの通信記録などから特定されたが、所有者の20代の男性は「(メール送信は)身に覚えがない」と説明した。捜査1課は遠隔操作された可能性があるとみて、男性が普段使用しているPCのウイルス感染の有無を検査。別のウイルスに感染したか、iesys.exeにいったん感染した後で削除された可能性もあるとみてさらに解析を進める。