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国際
【海外事件簿】「尖閣で共闘」の陰で進む中国の台湾スパイ攻勢
台湾の退役軍人の訪中をめぐっては11年6月、副参謀総長経験者を含む元高級将校21人が北京で開かれた「第2回黄埔フォーラム」に出席。その際、中国軍高官とのゴルフコンペに参加した上、交流会の席で一人が「国軍(台湾軍)も共軍(人民解放軍)もみな中国の軍隊だ」と発言したと伝えられた。これに対し、馬英九総統が「台湾の人々に対する裏切りだ」と批判するなど、軍紀の緩みが問題になった経緯がある。
新たな不祥事の発覚を受け、軍当局は信頼回復を迫られている。高華柱国防部長は5日、立法院での質疑で、昨年の現役少将の事件発覚後、海外の駐在武官計50人を台湾に呼び戻し「嘘発見器」による検査を実施したことを明らかにした。
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