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日米防衛協議への動き 中国が不快感
11月9日 18時27分

日米防衛協議への動き 中国が不快感
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森本防衛大臣が日米防衛協力の指針、いわゆるガイドラインについて、沖縄県の尖閣諸島などを巡る中国の海洋進出の動きを踏まえ、改定が必要だという認識を示し、そのための協議を年内に開始したいという意向をアメリカ側に伝えたことに対して、中国外務省は「第三国の利益を損なうものであってはならない」と不快感を示しました。

これは中国外務省の洪磊報道官が9日の定例の記者会見で述べたものです。
洪報道官はこの中で、「日米同盟は特定の歴史の条件の下で作られた二国間同盟であり、第三国の利益を損なうものであってはならず、二国間の範囲を超えて対象とすべきではない」と述べ、日本側の動きに不快感を示しました。
そのうえで、「日米両国にはこの地域の国々が安全について強い関心を持っていることを尊重し、地域の平和と安定のためになることをするよう望む」と述べ、両国をけん制しました。

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