働く女性の2人に1人は、1日が24時間では足りない--。朝日新聞ジョブラボと月刊女性誌Graziaの共同アンケートで、1日が何時間あればいいかを尋ねたところ、半数近くが、25時間以上と答えた。30時間以上と答えた人も2割弱いた。
「1日が何時間あったら、十分だと思いますか?」という問いに、「24時間で十分」と答えたのは、全体の52.7%で、それ以外の人は、「25時間以上」と答えた。中でも、「30時間以上」と答えたのは、全体の17.2%。子どもがいる人といない人を比べると、いる人は「24時間で十分」と答えた人が54.1%、「30時間以上」と答えた人は14.8%。子どもがいない人は、「24時間で十分」と答えた人が51.4%、「30時間以上」と答えた人が19.3%で、子どものいない人の方が、時間が足りないという思いを強く持っているようだ。「23時間以下」と答えた人は、全体でいなかった。
「全然時間がない!と感じる時はどんな時ですか?」という自由回答では、子どものいる人は「息子の迎えの時間に間に合わない時」「子どもがなかなか寝ない時」「子供が泣いている時」など、子どもとの関わりの場面を挙げる人が多かったが、子どものいない人は「仕事が忙しいとき」「残業が続いている時」「たまった録画番組が全然見られない時」など、仕事の多忙感や、自分の時間が取れない場面をあげた回答が見受けられた。
- 調査概要
- 調査テーマ:Grazia&ジョブラボ「働くママ白書」(自分の時間&デジタル環境)アンケート
- 調査期間:2012年4月6日(金)~5月6日(日)
- 回答者数:262人
- 調査方法:インターネット調査