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与謝野 馨
与謝野馨
心優しき政治!!

ご挨拶

拝啓  皆様益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。突然のことで大変失礼申し上げますが、私は次期衆議院議員選挙に立候補しないことを決意いたしました。本来は皆様お一人お一人にご相談すべきところでございますが、
「たった一人の決断」をお許しいただきたいと思います。
  私が初めて立候補いたしたのは三十四歳、それから四十年の歳月が流れました。立候補すること十三回、当選すること十回で勤続年数も三十二年を越え、十分職責を果たしえたと自負しております。
  国務大臣、国会の役職、自由民主党の役職を多く引受けさせていただき、感謝に耐えません。
  今回引退の直接の原因は、ノドの手術の結果「声を失った」ことにあります。リハビリは九月からですので、当面の選挙には間に合いそうもなく、後に続く者に期待するばかりであります。引退後は四谷近辺にちいさな事務所を構え残務整理にあたります。
  政治に対する情熱は、いささかも衰えておりません。国民の為に働くべきことがあれば積極的に働くつもりです。
  最後に感謝申し上げますのは、資金力もなし、地盤もなしの私を育てて下さいましたのは皆様の御気持ちです。
  この純粋な御気持ちに対しては「感謝」、この一言に尽きると考えており、今後ともお役に立つことがあれば、どしどし御下命下さい。

敬 具  

  平成二十四年九月

衆議院議員  与謝野 馨

(以上)