■ 登別・クマ牧場の迫力の光景を各国政府関係者が見学
【2008年7月10日(木)朝刊】

のぼりべつクマ牧場を見学する中国政府関係者
 登別市登別温泉町ののぼりべつクマ牧場で、洞爺湖サミット、拡大会合出席のため来道している各国政府関係者の見学が相次いでいる。同牧場は「サミットをきっかけに国際的な知名度アップにつながってくれれば」と期待を込めている。

 同牧場は世界で初めてヒグマの多頭集団飼育に成功し、クマと人間の共生や自然啓蒙(けいもう)をテーマとしている。先月末から登別グランドホテルに滞在している米国政府関係者が訪れているほか、8日には中国政府関係者28人が来園した。

 ヒグマが餌を求めて手を振るかわいらしいしぐさや、「人のオリ」で強化ガラス越しに間近で見られる迫力ある光景が好評を得ている。同牧場は台湾や韓国に続き、中国からの観光客も増加傾向にある。尾崎武志園長は「政府関係者見学後のサミット効果に期待したい」と話している。
(高橋紀匠)

【写真=のぼりべつクマ牧場を見学する中国政府関係者

 
  


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