武闘派不在、ボス争い静か 北海道・のぼりべつクマ牧場
【登別温泉】のぼりべつクマ牧場(登別温泉町)で、ボスを決めるクマ同士の争いが、今年は静かだ。新たに群れに合流させた若いクマの安全を確保するため、武闘派のクマを別の飼育場に移し接触させないようにしているためだ。
ボスの座をめぐる争いは毎年、クマが発情期を迎える5月から7月にかけ、オスの成獣を飼育している第1牧場で繰り広げられる。
第1牧場には今年4月、4歳のクマ6頭が合流。群れの若返りなどを進めるためだが、4歳は体が小さく、他の成獣に襲われてけがをする恐れがあるため、現ボスのゲンキ(9歳)を含む気性の荒い成獣4頭を、別の飼育場に移動させた。
[記事全文]なるほど 2010/06/08 14:43 【北海道新聞】