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最終更新:2012年11月10日(土) 0時43分

ソニー格下げ、投資適格の最低階級に

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 アメリカの大手格付け会社ムーディーズは、先週、赤字決算を発表した家電大手ソニーの格付けを1段階引き下げて「投資にふさわしい」とされる中では最も低い階級に改めました。

 ムーディーズはソニーの格付けをBaa2からBaa3に1段階引き下げて「投資にふさわしい」とされる中では最も低い階級としました。

 「世界経済の低迷や構造変化の進行によってデジタルAV製品市場の需要低下が急速に進み、収益基盤の縮小が想定以上に進む可能性があるため」と理由を説明しています。

 ソニーは、1日に発表した9月期の中間決算で401億円の最終赤字を発表したばかりです。国内の大手家電メーカーをめぐっては、先週の決算発表以降、シャープやパナソニックなど各社の格下げが相次いでいます。(09日20:12)

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