事件神奈川清川村でヘリ墜落、炎上 1人死亡、1人重傷 神奈川県警捜査2011.10.3 14:00

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神奈川清川村でヘリ墜落、炎上 1人死亡、1人重傷 神奈川県警捜査

2011.10.3 14:00 航空事故・トラブル

 3日午後0時35分ごろ、神奈川県清川村宮ケ瀬の長者屋敷キャンプ場付近にヘリコプターが墜落、炎上したと110番通報があった。乗員2人のうち1人は死亡、もう1人は重傷を負った。県警は業務上過失致死容疑で事故原因などの捜査を始めた。運輸安全委員会は同日、航空事故調査官2人を現場に派遣した。

 県警によると、ヘリは東邦航空(東京都江東区)が運航し、操縦士の松木宏之さん(47)と整備士の竹本義輝さん(25)の2人が乗っていた。松木さんは心肺停止状態だったが、同日夕に死亡。竹本さんは腹部を強く打っており重傷。

 県警によると、2人は同日午前9時15分ごろから、県発注の登山道の整備工事に使う木材をフックとワイヤでヘリにつり下げ、同村から丹沢山系にピストン輸送する作業中だった。

 同日午後0時20分ごろ、ヘリから、「木材をつり下げるフックが尾翼に当たったようだ。清川村の防災ヘリポートに避難したい」と同社に無線が入った後、連絡が取れなくなっていた。墜落したヘリから竹本さんが脱出し、現場から約2キロ離れた霊園施設の職員に依頼し110番通報した。

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