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【芸能・社会】

政伸 離婚訴訟勝訴 「ホッとしています」

2012年11月10日 紙面から

離婚調停判決の傍聴券を求める長蛇の列=東京家庭裁判所で(稲岡悟撮影)

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 俳優の高嶋政伸(46)がモデルの美元(みおん、33)との離婚を求めた訴訟で、東京家裁は9日、「婚姻関係はもはや修復不可能」として離婚を認める判決を言い渡した。2人は出廷しなかった。

 小林愛子裁判官は「婚姻を継続し難い重大な事情があると認められ、婚姻関係は破綻していると言わざるを得ない」と認定。その責任がもっぱら高嶋側にあるとは言えない、と指摘した。

 訴状によると、2人は2007年10月に知り合い、翌年9月に結婚。子どもはいない。10年8月に別居したという。高嶋は、美元が仕事に理解を示さなかったことや、金銭感覚の違いが理由と主張していた。高嶋は別居後、東京家裁に離婚調停を申し立てたが、美元が応じず、調停は不成立となっていた。

 この日の裁判には、17枚の一般傍聴券を求めて、傍聴希望者が295人並び、競争率は17・35倍となった。法廷は、裁判官が判決が読み上げただけでおよそ30秒で閉廷し、双方の代理人が淡々と対応した。判決では、「訴訟費用は被告(美元側)の負担とする」とも読み上げられた。

 昨年3月に高嶋が離婚訴訟を起こしてから判決まで約1年8カ月。泥沼の離婚裁判は、高嶋の勝訴でとりあえず決着した。高嶋は、代理人を通じて「こちらの主張が認められてホッとしています」とコメントを発表した。

 一方、美元の代理人側は控訴について「担当者が不在で分からない」としているが、控訴する可能性もあり、今後の動きが注目される。

 高嶋と美元は、交際開始からわずか6日後に高嶋がプロポーズ。結婚後は、価値観の違いや性格の不一致などから夫婦間に溝が生じ、高嶋が家を出る形で別居。今年6月の裁判では2人が初めて“直接対決”し、法廷内での暴露合戦が話題を集めた。

 裁判では、高嶋が美元との結婚生活を「ストレスそのもの。恐怖の対象。自分自身の芸能生活(仕事)をなげうってでも別れたい」と主張。美元のストーカー行為や、美元が生活費について「私は月に(生活費と小遣い)合わせて109万円必要な女」と言ったとする金銭問題などを訴えた。

 一方の美元は、高嶋が薬と酒を飲むと感情的になることなどを暴露しながら、「私には離婚する理由が見つかりません」「夫婦として修復できると思う」と関係修復を訴えていた。

 

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