名古屋グランパスは9日、ドラガン・ストイコビッチ監督(47)に対して、来季の続投を要請する方針を固めた。
6年目の指揮は既定路線だったが、8日に行われた取締役会であらためて確認。まだ条件面の交渉を残しており、正式決定ではないが、ストイコビッチ監督自身も前向きな姿勢を見せているという。
今季は残り3試合を残して優勝は絶望的な状況だが、7日のFC東京戦に勝利したことで、クラブとして最低限の目標に設定しているACL出場圏内の3位に肉薄。福島副社長は以前、「かつては毎年のように監督を変えていたクラブだったが、継続性というのも重要」と話していた。6年目の指揮となれば、05年まで鹿島を率いたセレーゾ氏と並んで、Jリーグの外国人監督としては最長となる。