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ミ( ゚w゚)彡 <午前のエントリー「謎が深まる原発停止」
でお伝えしたとおり、予防保守検査で原子炉部品に亀裂が発見された霊光(ヨンガン、ヨングァン)原発3号機の再稼動は、予定されていた予防保守期間を大幅に超えることが確実となり、ますます冬の電力難が現実味を帯びてきました。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1352134306/466
466 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2012/11/09(金) 21:14:05.87 ID:X3JEOOnx
今年の冬は寝てもさめても'ブラックアウト'を心配することに 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/11/09/2012110901324.html
霊光(ヨンガン)原子力発電所3号機の核心部品であるガイドパイプに微細な亀裂が発見されたことから、電力需給にも支障が予想される。認証偽造部品を使用したことによって霊光原発5・6号機まで稼動を止めている状態だという点から、冬季の電力事情はさらに厳しくなるものと見られる。
9日韓国水力原子力は、亀裂が発生した霊光原発3号機のガイドパイプを交換し、再稼働するまでにおおよそ1ヶ月必要とされると予想した。現在韓水原は、霊光原発3号機の原子炉を製造した斗山(トゥサン)重工業と共同で、ガイドパイプ亀裂の原因を調査中だ。原因調査が終り次第、問題になった部分の部品を交換するという計画だ。
韓水原の予想通り部品交換におよそ1ヶ月が必要ならば、今すぐ亀裂原因が発見されれば原発の再稼働は12月中旬以後にも可能になる。しかし、原因把握や部品交換作業が長引けば、12月末以降に再稼働が遅れることもある。
特に原発の核心部であるガイドパイプに亀裂が生じたのは、30年を越える我が国の原子力発電所史でも初めてだ。それだけに、亀裂原因把握と設備交換に慎重を期しなければならない。
現在霊光原発3号機は、10月18日から11月23日までの日程で計画予防整備作業で稼動を停止している。韓水原はおよそ1ヶ月としていた計画予防整備期間を延長する案を検討中だ。
これに伴い、目前にしている冬季電力需給がさらに厳しくなる展望だ。先立って5日ホン・ソクウ知識経済部長官は、“電力ピーク期間である来年1~2月の予備電力は230万kW、霊光原発5・6号機が稼動しなければ30万kWに過ぎない”と説明した。この説明の時点では、予備電力に霊光原発3号機の亀裂問題による稼動停止を勘案されておらず、11月23日に計画予防整備が終わるという仮定で計算した結果だ。100万kW級の霊光原発3号機が12月中旬まで稼動が停止している場合、電力需給計画を組みなおす必要がある。
韓水原関係者は“現在、可能な限り多くの人材を動員して整備方法などを議論している”として、“早い期間内に霊光原発3号機の再稼働に入ることができるだろう”と話した。
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ミ( ゚w゚)彡 <そんなこんなで大騒ぎをやっているうちに、早くも(?)原因が特定されました。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/asia/1352134306/462-463
462 名前:蟹 ◆M6A1eiUUqQ [sage] 投稿日:2012/11/09(金) 20:57:52.44 ID:X3JEOOnx
霊光3号機欠陥の原因は、冷却材のほう酸が理由。韓水原ひとまず溶接補強 【朝鮮ビズ】
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2012/11/09/2012110901139.html
今月3日、計画予防整備中だった霊光(ヨンガン)原子力発電所3号機で制御棒ガイドパイプに微細な亀裂が発見されたことから、その原因に関心が集まっている。
制御棒とは、核燃料であるウラニウムの連鎖反応を調節する設備であり、ガイドパイプは制御棒の通路の役割をする核心の部分だ。
原子力専門家は、原子炉核燃料であるウラニウムの核分裂で熱くなった炉心を冷却する冷却水に含まれている、ホウ酸が原因だとしている。ホウ酸に入っているホウ素(ボロン)は中性子を吸収して、核反応を起こさせないようにする役割をする。ジャン・スンフンKAIST原子力量子工学科教授(韓国原子力学会長)は、“1次系統の冷却水に混ざっているほう酸が制御棒について、原子炉上段のガイドパイプを腐食させた可能性が高い”と話した。制御棒に付着したホウ酸の高い酸性成分が、原子炉上段の比較的細いガイドパイプを腐食させ、微細な亀裂が生じた可能性が高いということだ。
1978年に古里原発1号機が稼動して以来、原子炉ガイドパイプで亀裂が発見されたことは今回が初めてだ。ほう酸は重水炉である月城1~4号を除いて、国内で稼動中の加圧軽水炉19ヶ所で使われている。
原子力安全委員会は昨年、日本の福島原発事故後に実施した原発の集中点検過程で、海外の加圧軽水炉でほう酸がガイドパイプを腐食させ、放射能に汚染された1次冷却材が漏れ出た事例を発見し、これを韓水原側に通知したことが確認された。
韓水原側は“ガイドパイプに隙間ができたり1次冷却材が漏洩することはなかった”と説明した。韓水原側はひとまず84本のガイドパイプのうち、亀裂が発見された6本を補強溶接で補強する一方、製造した斗山(トゥサン)重工業と専門業者ウェスティングハウスとともに原因を調べている。しかし、これは一時的措置に過ぎず、原子炉ガイドパイプのある原子炉ヘッド自体の交換が避けられないのが実情だ。
原子力界のある専門家は、“部分的なガイドパイプ交換で終わることもあるが、原子炉ヘッド全体を交換しなければならないこともありえる”と話した。原子炉ヘッドを製作するには最短でも1年近くかかることが分かった。
霊光3号機は3日午後5時頃、計画予防整備作業中に原子炉上段ガイドパイプに非破壊検査(超音波検査)を実施した結果、微細な亀裂が発見された。
原子力安全委員会は“原安委が確認した結果、問題になったガイドパイプは、最近品質保証偽造事件に含まれた268の原子力発電所部品には含まれない”と明らかにした。
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ミ( ゚w゚)彡 <溶接で使えるようにすることと、原因を潰すことはまったく違うのですが…
原因がこの記事のとおりにホウ酸だったとして、同じような構造を持つ原子炉はどれくらいあるのか、設計から、素材の選択、加工、設置、運転までに問題を生じさせる原因はどこにあったのか。調べなければならないことはたくさんあります。類似した設計の原子炉全てに波及する可能性もある以上、安易に取り繕うだけでは同じ問題を繰り返してしまいます。
電力不足と大停電を避けるために、再稼動へ動き出すのでしょうか。原子炉に危険をはらんだまま発電を続けた場合、大停電を恐れるあまり、少々のトラブルを無視して運転を強行する可能性すら考えられます。そこまで危険な賭けはしないと思い…思いたいですね。
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