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中日「ドケチ」キャンプ 昼は幕の内弁当1個

東スポWeb 11月9日(金)16時20分配信

 中日・高木守道監督(71)が少数精鋭で若手野手10人を選抜し、沖縄県北谷町の北谷公園野球場で行っている秋季キャンプ。その現場から「球団は経費を削減するにもほどがある。ひどすぎる」との悲痛な叫びが上がっている。

 チーム関係者やナインが、まず問題視しているのは昼食内容だ。同じ沖縄で行われた春季キャンプではバイキング形式で選手たちが好きなものを選び、腹いっぱい食べられたのに今回は幕の内弁当がたった一つ。これに「(1日約7時間以上にも及ぶ)猛練習をして、プロ選手が弁当一個って…。選手は体力的にもきついだろうし、いずれけがをしてしまう可能性もある。社会人野球でも、もっとマシなものを食べているよ。飲み物だって水しかなくて、スポーツ飲料さえ用意されていない。ありえない。こんなのプロのキャンプじゃないよ」との声が出ている。

 移動手段に関しても納得していない。選手宿舎のある沖縄・恩納村から北谷球場までは約17キロあるが球団が用意した車両はマイクロバス1台だけ。これではどうしようもなく、練習の都合上や、けが人が出た場合の緊急時などに備えるため、コーチやトレーナーらはレンタカーを自費で借りている。ほかにも宿舎内の大浴場の温泉が春は自由に入浴可能だったのに今回は別料金が必要。ある選手は「あまりに僕らをふびんに思ってくれたのか、温泉は(一軍打撃コーチの)井上さんがポケットマネーで入れるようにしてくれたようですが…」とポツリだ。

 沖縄で勃発した“ケチケチキャンプ問題”。球団幹部は「何が無駄で何が足りないのかってことは一概には言いにくい。ただ、決して資金が潤沢じゃないから限られた中で、とにかくやってくれというところはある」と話すが、現場サイドは不満いっぱいだ。

最終更新:11月9日(金)16時20分

東スポWeb

 

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