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遠隔操作ウイルス 米に捜査員派遣へ
11月10日 4時23分

遠隔操作ウイルス 米に捜査員派遣へ
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遠隔操作ウイルスに感染したパソコンなどから犯行予告が書き込まれた一連の事件で、犯行声明のメールの1通はアメリカのサーバーを経由して送られていたことが分かり、警視庁などは12日から捜査員を現地に派遣して発信元の特定を進める方針です。

インターネット上で無差別殺人を予告する書き込みをしたなどとして4人の男性が誤認逮捕された一連の事件では、発信元の特定を難しくするためパソコンを遠隔操作したり、犯行声明のメールを送ったりする際に、海外のサーバーが使われていたことがこれまでの警察の調べで明らかになっています。
警視庁などの合同捜査本部のその後の調べで、東京の弁護士に届いた犯行声明のメールはアメリカのサンフランシスコのサーバーを経由して送られていたことが新たに分かりました。
このため合同捜査本部は、12日から捜査員5人を現地に派遣してアメリカの司法省やFBI=連邦捜査局に捜査協力を求めることにしています。
協力が得られれば、サンフランシスコのサーバーの接続記録を調べるなどして発信元の特定を進める方針です。
また、ヨーロッパのサーバーを経由している犯行声明のメールなどもあることから、合同捜査本部は今後、ヨーロッパに捜査員を派遣することも検討しています。

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