元オウム教団幹部 野田成人のブログ

原則1日コメント3個迄 これまでの賠償額448万円 

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革命か戦争

 当たったか外れたのか分からない放火物件。ようやく改装が終わった。改装が終わったら、あっという間に入居者が入った。この間隙のなさが、キャッシュフロー維持には大切。

 この期間中、「うじうじ悩んでいる君へ」という偉そうな記事を書いた。この対象となる人物がいないわけではなかったが、半ば自分自身へ言い聞かせているようなところもあった。

 今回の改装は下地の木工からやり直さねばならず、しかも一部だけ焼けてボロボロになったのをどこまでやるかという問題もあった。正直強制執行が終わって下地枠組みの痛み具合を確認して

放火3


「うわぁぁ~~~、えらい物件購入してしもうた。。。」

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

放火2


「もう業者に丸投げしてしまおうかなぁ…」

(ノ ̄Д ̄)ノ彡┻┻

放火1


 と頭を抱えた時もあった。

 しかし業者に頼めば金がかかる。ちなみにリフォームがいくらくらいかかるのか、業者を呼んで聞いてみた。首都圏に何軒か店舗展開しているリフォームのナカヤマというところでは…。

キッチン全面改装 120万円
フローリング貼り  70万円
浴槽入れ替え    10万円
洗面台入れ替え   10万円
ドア設置し直し   10万円
----------------------------
小計       220万円

 元々この物件を狙っていた業者は、立ち退きとリフォームで300万ちょいの試算。当方はクロス貼り替え等細かい改装は自前だから、それらを入れると業者価格に近くなる。が、そんなことをしていたのでは、収益確保は不可能。

 結局キッチン入れ替え以外は自分でやることになるのだが。それでも全くやったことがないフローリング貼りは、それなりにストレスがかかった。

 建築関係はなんでもそうだが、最初に「位置決め」をしなければならない。フローリングの場合、どこを基準にして、縦横真っ直ぐにして貼っていくか、とか。事前にどれだけネットで調べようが、実際に手がける段階となると、不安が襲ってくる。「基準線を取るにはもっとキチンとしたやり方があるのではないか?」とか。

 そういういろんな思いが数限りなく湧き上がって来て不安になる。アドレナリン・ノルアドレナリンで交感神経が「カ~~~ッ」と高ぶると同時に、身がすくんでくる。そこでいつまでもうじうじ考えて悩んでばかりいると、不安に押しつぶされて何も出来なくなる。

 そこでどっかで開き直って行動する。この開き直っての行動ができるかどうか。
この場合小生は「どうせ失敗したって材料費11万なわけだし」と考えた。

 やってみると単純で、「切って貼るだけ」。ボンド代その他込みで15万円かからなかった。

 システムキッチンだけは業者に頼んだが、それでもこちらで出来る作業は自前でやり、改装箇所を指定した。すると40万かからずできた。業者がやっているのを見たので、次からはキッチンも自分で出来る。

キッチン全面改装  40万円
フローリング貼り  15万円
浴槽入れ替え     5万円
洗面台入れ替え    3万円(失敗したけどそれでもこの数字)
ドア設置し直し    5万円
----------------------------
小計        68万円

 リフォームのナカヤマに「お前、ぼったくりか!」と言いたくなる数字になった。今回分かったことだが、大体こういうリフォーム業者は、下請けに仕事を振り分ける。実際に現場作業をやったのは、孫請けの個人事業主。つまり受注業者とその間の一次受け業者は、手配するだけで間を抜いたことになる。製造業も建築業も、それから以前団体でやっていたプログラム業界も、どこも似たようなもの。それ故、コストカットを下請けにしわ寄せするいじめの構造も同じ。

 多少出来映えは劣っていても、終わってしまうと何ということもない。逆に、

「あの時、頭を抱えた不安は一体何だったんだろうか?」

 となる。恐怖にしろ不安にしろ、人間の頭の中で生まれた幻想に過ぎない。恐れていたことの中身は、「切って貼るだけ」の単純作業、とかね。

 この「恐怖・不安」→「開き直り実践」→「達成・不安解消」を何度か繰り返すと、人間のやることなら何でもできそうな気になってくる(資格及び名声・地位が必要なこと以外)。

 そうすると次は自分の技術とかではなくて、「今自分のことを『ダメ人間』『人生終わった』って言っている人達をどうやって立ち直らせるか」ということに関心が向いてくる。そういうコーチングなら苫米地さんに出来るんだから、小生にもできるだろうし、その時君も自分に自信が持てるようになっているだろう。

 ということで、君もうじうじ悩んでないで頑張ってくれ給え。

コメント


あー良くわかるわー
こっちも工事中だけど、ユニットハウス置くための整地を自前でやった
測量して表土を取って位置出し、水平出し、レンタルダンプで砕石運び、締め固め
ハウスが現地に届く期日に間に合わせるのにビクビクでした

今、二棟目を設計中。慣れないCADで手こずってます
っていうよりも、慣れない作業で逃げたい気持ちがあるから進まないってことが自分でもよく解かる
結局、自分の精神をコントロールできたものが成果を手に出来る

下請け価格についても皆さんにちょっと情報提供
伐採した後の山林には切り株が残るんですが、これをまともに業者に頼んで取り除くと100坪50万って言われるんですが、下請け業者直で頼むと200坪7万って所が見つかったんです。抜根は結局やりませんでしたが。
原発作業員も中抜き8割と言われてるくらいなんで、そういうものなんでしょうね。

こんな出物も最近ありました。自分で直せば激安
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c349847710

買えないもんばっかり紹介してもしょうがないので
みかんの安売りでもどうぞ
これでも食べて元気出して
http://www.m-mart.co.jp/discount/dis.cgi?type=next&tempno=13041

今回、野田さんの表現した恐怖、不安を乗り越えて自在に成果を創造すること
このシンプルで短いプロセスの中に修行の真髄があることを皆さん見て取ったかな?

スティーブジョブスが禅を修養していたのは有名ですが、禅の師との印象的なやり取りがあります

禅に傾倒して出家しようとまで考えたジョブスに対して、師は
「仕事も禅も同じであることがそのうち解かる様になる。だから仕事を続けたほうがいい」と諭したそうです。

修行を知らない人から見ると「何だ?どういう意味だ?まるで禅問答だな?(って禅問答なんですがw)」と思うかもしれませんが、それを簡潔に具体例を提示したのが今回のテーマです。

記事の内容からはかなりズレるかもしれませんが、近所でクリニックを営む二人の内科医がいます。1人は旧帝大の元講師で大手病院の内科部長まで務めたA、もう1人は私立大学を出て父親のあとを継いだ二世医者B

この二つのクリニックは毎年、風邪のシーズンになると顕著な差がでます。Bのクリニックは患者で溢れ、Aのクリニックはなぜかスッカラカンです。

単純な風邪を治す技量なら二人ともほぼ同じ、むしろAの方が学識、経験、人脈もあって、いい治療をしてくれそうなのに、なぜBは人気があって、Aは人気がないのでしょうか。

社会現象なので、もちろん明確な解答はありませんが、理由をいろいろ考えてみると面白いです

写真にある炭化した状態から、あの状態まで、ほぼ独力で修繕されたのですね!建築の経験者でもないのに、この行動力と創意工夫には心底敬服しました。

ジョブスの例を出す今更感。
真摯に生きる、まして学ぶ思いのある人なら普通に実践していることでは無いでしょうか?

ふーん
ではどういう意味なのか、あなたはどう理解しているのか解説してください。

別に自分が解説する必要は感じてないんだけど
誰かやってほしいなと思ってるんで
君にお願いするよ。

野田さんも立場があって、宗教臭いことはあまり言えないだろうと思って補足してるんだよ。
できれば自分は書き込みしたくない。いや、マジで。
わざわざ山ん中に引っ込んだんだから。

> 「仕事も禅も同じであることがそのうち解かる様になる。だから仕事を続けたほうがい い」と諭したそうです。 ← イマココ

仕事キツいよ。
苦行なのかな。これも。
毎朝座ってるけどね。これは結構楽しい。

コメントへの小生の見解を次の次の次くらいに書きます。

持つ者、持たざる者

前向きなチャレンジ精神は素晴らしい。
それが陳腐な精神論に耽溺しないよう、
あえていつものように辛口なことを言わせて貰えば、

野田さんのその達成は、様々な好条件が土台にあって、という前提です。

まず生活に支障が無いほどの財力、(教団から持ち越したのか、出てから溜めたのか未確認ですが)、補佐してくれる人脈、今生・過去世で培った冷静で屈強な精神力、知力、健康体、運・・・多々の苦難を跳ね返すくらいの好条件に満ちている。
その場だけの単純な肯定思考ややる気だけで達成したのではないように見える。

もちろんそれらも、野田さん自身が長期に積み上げてきたがゆえのもの、ではありますが。


下向して苦境に喘いでらっしゃる元の方々や、カルマの悪い底辺の方々は、壁が何十にも立ち塞がるどころか、邪魔も入るわ敵は多いわ、まさに「四面楚歌」というのが本音の心情ではないかと思われます。その中で様々自分なりにそのつど、工夫して前向きに肯定的にと頑張っているものと思われます。そのくらいのことはある程度みんなやっているはず。

そういう方々から見ると、このような成功物語はそれはそれは美しいのだけど、遥か高みの出来事に見える。そしてご説教は耳に刺さるだけ。

雇用問題の現場などのように、現実はもっともっと過酷で複雑。
環境や人のせいにするなと言われても、実際境遇がそのような条件では致し方の無いこと、常にネガティブ思考に蔓延するのが常です。

そこまで泥沼に嵌ったところ、何もかもがうまく行かない場所で、どう踏ん張っていくか、ここが本当の勝負なのです。

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