太平洋セメント株式会社熊谷工場における白煙漏出について
課所名: 資源循環推進課
担当名: 一般廃棄物・リサイクル担当
担当者名: 青木・齊藤
内線電話番号:3110
直通電話番号: 048-830-3110
Email: a3100@pref.saitama.lg.jp
太平洋セメント株式会社熊谷工場において、煙突から一部未処理の排ガスを含む白煙の漏出がありました。
同工場では災害廃棄物の受入れを行っています。受入れている木くずの放射性物質濃度は検出下限値以下であり問題はありませんが、念のためモニタリング調査を行ったところ、異常はありませんでしたのでお知らせします。
1 発見日時
平成24年11月8日 14時頃
2 概要
工場従業員が熊谷工場の煙突から白煙の漏出を確認。排ガス処理装置(バグフィルター)全12室のうち、
1室で故障していることが判明し、15時15分、故障が判明した1室を停止しました。
その後、残る11室で通常処理を行いました。
3 11月8日の災害廃棄物(木くず)受入れ処理状況
木くず搬入量:10.54トン
木くず投入:10時42分から20時まで(14時頃から15時15分まで投入中止)
本日(11月9日)は、災害廃棄物の受入れを行っていないため、処理は行っていません。
4 調査等の結果
漏出された未処理の排ガス中の放射性物質濃度は、最大に見積もっても国の基準の約1800分の1程度
(検出下限値で計算した場合)で全く問題ありません。
熊谷地方庁舎に設置している常時監視モニタリングポストの数値では異常値は出ていません。
また、本日行った工場周辺のモニタリング調査結果(別紙 [PDFファイル/110KB])でも異常値は出ていません。
【参考】
・岩手県野田村の木くずの放射性物質濃度 検出下限値(7.8Bq/kg)未満(10月26日測定)
・モニタリングポスト(熊谷地方庁舎)の数値 (単位μSv/h)
日 時 | 最大値 | 最小値 | 平均値 |
11月1日~7日 | 0.072 | 0.066 | 0.067 |
11月8日(0~24時) | 0.068 | 0.066 | 0.067 |
11月9日(0~14時) | 0.068 | 0.066 | 0.067 |
・排ガス中の放射性物質濃度限度(国の基準):
( 134Cs / 20 + 137Cs / 30 )≦ 1
セシウム134の濃度の1/20とセシウム137の濃度の1/30の合計が1を超えないこと