米原発故障:製造元の三菱重工に36億円請求
毎日新聞 2012年11月02日 17時40分(最終更新 11月02日 17時46分)
米カリフォルニア州のサンオノフレ原発を運営する電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンが、故障した同原発の蒸気発生器を製造した三菱重工業に、修理や検査費用として4500万ドル(約36億円)の支払いを請求したことが1日、分かった。親会社のエジソン・インターナショナルが明らかにした。
サンオノフレ原発は蒸気発生器の故障のため、2号機と3号機が運転を停止中。再稼働のめどは立たず、エジソンは今後発生する費用をさらに三菱重工に請求する方針。
AP通信によると、運転停止に伴う損失額は9月末までに約3億1700万ドルに達した。(共同)