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トトロ財団 狭山の湧水地保全
11月9日 5時8分

トトロ財団 狭山の湧水地保全
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映画「となりのトトロ」の舞台にもなったとされ、都心の近くにありながら豊かな自然が残る狭山丘陵の保全に取り組んでいる財団が、新たに埼玉県所沢市の湧水地周辺の土地を取得しました。

狭山丘陵は、東京と埼玉県の5市1町にまたがる広さ3500ヘクタールの自然豊かな丘陵で、宮崎駿監督の映画「となりのトトロ」の舞台にもなったとされています。
公益財団法人の「トトロのふるさと基金」は、全国から寄せられた寄付金で土地を取得する保全活動を続けていて、今回新たに所沢市の早稲田大学のキャンパスに隣接するおよそ370平方メートルの山林を取得しました。
山林のすぐ東側には真夏でも水が枯れない湧水地があり、この水が所沢市内に流れる小川の源流にもなっています。
財団は、地権者の合意を得て湧水の保全活動についても請け負うことになったということで、これで財団が取得した土地は18か所、面積は合わせて3万平方メートルになったということです。
財団の荻野豊事務局長は「小さな土地ですが、私たちの活動を通して多くの人たちに狭山丘陵の美しさを知っていただいて里山の風景を守っていければ」と話しています。

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