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成田空港 施錠ミスで検査やり直す
11月9日 20時25分

先月、成田空港で保安警備のため通常は出入りできないようにしている扉の鍵が、巡回していた警察官のミスでかけられず、乗客の保安検査をやり直す騒ぎがあったことが分かりました。

成田空港会社などによりますと、先月31日、成田空港第1ターミナルの国内線の搭乗ゲート近くにある通常は施錠されている4つの扉に、鍵がかかっていないのを、航空会社の社員が気付きました。
これらの扉は、待合室と通路を隔てる壁の一角などにあり、乗り降りの際、不審な人物が紛れ込んで関係のない航空機に乗り込んだりしないよう、通常は鍵がかけられています。このため、航空会社は、航空機に乗り込む客全員の手荷物を調べる保安検査をやり直し、出発便5便に最大で1時間の遅れが出ました。
扉を通った空港危機管理室の警察官が着任したばかりで、鍵のかけ方に不備があったということです。
森政義空港危機管理官は「関係機関にご迷惑をかけ、大変申し訳ありません。再発防止に努めます」と話しています。
成田空港ではその9日前に、国際線でも同じように扉に鍵をかけないミスで、保安検査場が、一時、閉鎖される騒ぎがあったばかりでした。

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