英国民の49%がEU離脱を望む、残留支持は28%=世論調査
[ロンドン 8日 ロイター] 調査会社ユーゴブの世論調査によると、欧州連合(EU)残留の是非を問う国民投票が行われた場合、約半分の国民が残留に反対票を投じると答えた。
調査では、49%がEU離脱に投票すると回答。残留を選ぶとの回答は28%だった。17%が未定、残りは投票しないと回答した。
調査は10月末に成人1637人に対し、インタビュー形式で実施。調査結果は今年行われた他の調査ともほぼ一致している。1000人のドイツ人を対象に行われた関連調査では、残留するとの回答が57%、離脱との回答が27%だった。
キャメロン首相は今月、EU予算に関する協議に出席する予定で与党からEUに強硬姿勢を取るよう求める圧力が強まっている。
一方で英国のEUに対する消極姿勢は加盟国の反感を招いており、英国が離脱姿勢を強めていくのではないかとの憶測が広がっている。
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