久し振りに古森さんのブログを拝読してビックリしました。
先ずビックリしたのはDCからの記事をお書きになっておりながら
エントリーが一本あるだけです。
プロ中のプロたちも、このままでは本当にどちらが勝つかわからない、と述懐しています。
なんの為にわざわざDCにお住まい(かどうかは知りませんが)
ワシントン駐在編集特別委員・論説委員との立派な肩書き
をお持ちに成っているのでしょう。
私はDCの政治については全くの無知ですから
それを知りたければRCPのリポートを読むことにしています。
最近の米大統領選のRCPのリポートは次のように成っている。
このリポートによれば両陣営全くの互角に見える。
しかし、選挙予想とハリケーンは接近してくれば
来るほど報道は売れる。
古森さんがそれを意識して大接戦と書いているのではない
のは、彼自身米大統領選についてそれほど
エントリーしていない事から分かる。
ここでこのリポートの一番下にあるIntrade Market Pricesの
See More Dataをクリックしてみよう。
IntradeはRCPが重視しているから載せているのであろう。
2008年のIntradeの変動は後で振り返ってみると
実に良く実際の動向が1週間ほど前から
反映されていたと分かる。
これは2008年の拙エントリーに載せてある。
この図ではよく分からぬが11月に入って、
ということは後5日後に大統領選が迫った時に、
オバマの勝ちを予想する賭けは68%に登った。
ラムニーに賭ける者は32%ほどだ。
私の目の錯覚があったとしても金を張って大統領選を予想する者達の間では
(古森さんが言うような無知か嘘つきか成る輩ではあるまい。)
65%近い者がオバマの勝利を信じているのであろう。
私も勝利者へ票を投じたいと思っていたがノースカロライナ州の
オバマ陣営のアホが録音電話を私にかけ、前回の投票の通り
今年もオバマに投票してくださいと間抜けなことを言い残した。
2008年には投票権がなかった私には
この言葉はカチンと来た。
古森氏の「無知か嘘つき」との言い方にカチンと来る私
がこれで容易に想像される事を願います。
上のグラフでは今年初頭からオバマは50%以下に成ったことはない。
それだけにオバマ再選の予想はソリッドだったと言えよう。
古森氏よ、こうしたものを無視しなければ無知とか嘘とかは言えない。
大統領選予想では各州の予想を総合して全米の予想を立てる
方法は実に現実的なものと成るだろう。
その中でも予想のつかない州をbattlegrouon Sates, swing States,
toss up Statesなどと呼ぶ。
http://www.cnn.com/election/2012/ecalculator#?battleground
Toss up州はつぎだ。
トスアップ州の統計は次と成る。
OBAMA
Ohio
N.Hamp.
Wisconsi10
Michigan16
Penn.
Iowa
Colo.
Nevada
------------------------------------------------
Total
Obama
Romney 191+57=248
オバマの再任が明らかだ。
これは私が言うのではなく米国の片田舎からちょっとネットサーフをした結果だ。
同じ事は日本にいても出来よう。
古森氏の「無知か嘘つき」との罵倒を信じる必要はなかろう。
私でも調べが簡単につく事だ。
古森氏のブログに賢明なコメントを貼る事が出来る諸兄なら簡単に分かることではなかろうか?
by onomar-ca
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