ドルヲタが支える音楽界!? SKE48好調でエイベックス26%売上増
本日の日経新聞朝刊から気になるニュースを拾い読み。ビジネスシーンで使えるまじめな1面記事から、飲み屋談義に花咲く変わりネタまで日替わりでピックアップしちゃいます!「エイベックスグループホールディングス HP」より
【本日の注目記事】使える漢字、6倍の5万6000字に マイクロソフト
本日(11月9日)の注目は企業面から「使える漢字、6倍の5万6000字に マイクロソフト」の記事。日本マイクロソフトが、人名や地名で使われている異字体をパソコンで表示できる専用ソフトを開発したというものだが、その総数なんと5万6,000字。現在は約1万字なので、6倍弱の「似ているけど微妙に違う」漢字が使えるようになるというわけだ。
同社は今月中にも異字体の取扱ができる専用のソフトを無償提供するとのこと。IPA(情報処理推進機構)が公開する異字体のフォントを併せてインストールすれば「ウィンドウズ7」などで使えるようになる。ちなみに先日発売した新しいOS「ウィンドウズ8」は対応済みなので、フォントをインストールするだけで表示できるようになるのだそうだ。
5万6,000字がどれだけすごいのかというと、記事にも例として挙げられている「辺」の字。現在は「邊」と「邉」を含めた3種類だけだが、今回のソフトで最大31種類の「辺」の字を使うことができるようになるのだという。自分の名前や住所に異字体が使われていた人にとっては、うれしい話といえる。
しかし周りの人からすると、あの人の正しい「辺」ってどれだろう? と悩む手間の増加は避けられない。今までなら、無いなら仕方ないね、ということで「辺」で済んだものを……。
1面トップは「年内解散 緊張高まる」の記事。民主、自民、公明の3党が昨日、今年度の予算執行に、必要な赤字国債発行法案を15日に衆院通過させる方針で合意。衆院解散に向けて大きく前進したことで、年内解散が囁かれているというのだ。
野田首相が“解散前にやらなければならないこと”として挙げている仕事は3つ。赤字国債発行法案の成立と、1票の格差是正と定数削減を含む衆院選挙制度改革法案の成立、社会保障制度改革国民会議の発足だ。これら3つのうちの1つのメドがたったことで、首相は自民と公明が求める年内解散も視野に入れているのだそうだが、勝てる気がしない民主党内では、先送り論が根強いのだとか。
もし年内に解散、総選挙まで行われれば、来年度の予算編成は新しい与党が行うことになる。一方年明け以降ということになると、野田政権が一旦予算編成を行い国会に提出、法案が成立する前に解散総選挙となるため、新しい与党は予算の組み換えや大幅な補正予算を編成することになる。年内解散の方が混乱が少ない、という見方もあるそうだ。
今のような、与野党が対立して何も決められない状況を打破してほしい、という人は多いだろう。もっとも、自民や公明が充分な支持を集めているとも言えず、第三極の盛り上がりも中途半端な現状では、選挙の後に安定政権ができるとは限らないのだが……。
【企業面】エイベGHD、純利益15%増 31億円に
企業面からは、「エイベGHD、純利益15%増」の記事。エイベックス・グループ・ホールディングスは、今年4~9月期の連結決算で純利益が前年同期比15%の増益だったのだそうだ。