コース紹介
各コースとも作家、実務家、クリエイターとして第一級の業績を誇る教員をそろえるとともに、社会との連携という新宿ならではの実践的な学びを行っています。すべてのコースに共通するのは、受け手が存在する業界であること。人を楽しませたり、感動させたりするという本質に目を向けることで、時代の変遷にも対応できる人材を育成しています。
マンガコース
マンガ制作の実践力と物語づくりの基本を習得
マンガ制作の実践力を高めるのはもちろん、優れたマンガ作品の分析など理論研究も重視。マンガは絵だけではなく、魅力的な「物語」があってはじめて読者を惹き付けます。アイディアの発想法やキャラクター開発、プロット、絵コンテなどの制作工程を学習しながら、物語づくりの基本を習得。マンガ文化を広く発信できる人材を育てていきます。
プロの編集者が来校して学生作品を講評
マンガコースでは、プロのマンガ雑誌編集者が来校、作品の講評を直接受ける「編集者講評会」を開催しています。プロマンガ家とともに仕事をしてきた編集者のアドバイスを聞くという本学ならではの貴重な機会です。また、新宿近辺には多くの出版社があり、作品の持ち込みもしやすい環境。在学中に編集担当者のついた学生も少なくありません。
4年間の学びのイメージ
教員からのメッセージ
本学だから実現できる学びが多々ある。
竹内 一郎 教授
教員がプロのマンガ家やマンガ原作者であること、学内でプロのマンガ雑誌編集者から作品の講評を直接受けることができる「編集者講評会」が開催されていること、作品持ち込みがしやすい新宿という立地にあること。本学だから実現できる学びは、たくさんあります。また、物語づくりの基本から学べるのも本学の特長。マンガという枠にとどまらない、物語文化全般に通用する才能を育てたいと考えています。
イラストレーションコース
手描きを重視する一方、デジタル化にも対応
人を感動させるイラストレーションの創造を目標に掲げるコースです。本コースではパソコンで描くイラストが増えるなか、手描きによる作品づくりを重視。手描きの質感を追求することがオリジナリティにつながることに加え、手描きができればデジタルへ技能の習得もスムーズだからです。もちろん、業界の流れに沿ったデジタル化にも対応できる授業も行っています。
社会を意識できる美の提供者を育成
現役の絵本編集者が授業を担当する絵本制作や、地元新宿のアートイベント、各種公募展への参加など、特色ある授業を多々用意しています。さまざまな体験を通じて、発想力、コンセプト構想力、プレゼンテーション力などを磨き、人間的な成長を促していきます。社会に向けて発信する意識をもった美の提供者を育てていきます。
4年間の学びのイメージ
教員からのメッセージ
目標は、人を感動させる作品の創作。
北見 隆 教授
熱心な教員と充実した授業内容があなたを待っています。教員はイラストレーターやグラフィックデザイナー、編集者等、クリエイティブ業界で活躍してもいますから、常に現場の情報に接したり、現場に立ち会ったりする機会もあります。手描きによる作品づくりを重視していますが、時代に応じてパソコンによるイラストレーションもしっかり学べます。方法は違っても本質は同じ。目標は、人を感動させる作品の創作。この一点です。
ゲームコース
iPhone、Android用アプリ開発の授業も
iPhone、Android用アプリ開発の授業を導入するなど、最新の技術や考え方を取り入れる教育を行っています。また、ゲームを単に遊びとだけ捉えるのではなく、我々の生活のなかに組み込まれている「ゲーミフィケーション(=ゲーム的仕組み)」にも着目。新しいコミュニケーションデザインに取り組める人材養成に力を入れています。
開発したアプリを実際に販売できる
本コースの魅力は、開発したアプリを実際に販売することが学生時代からできることです。教員が経営するゲームコンテンツ企画開発会社によって、学生が開発したiPhoneアプリ、ソーシャルアプリを販売するレーベル“Jet Game Lab"を設立。すでに販売実績も挙げています。商品として通用するレベルを目指して学ぶとともに、開発者側の視点を得ることができます。
Jet Game LabによるiPhoneアプリ
jamバンドスライドパズル
ぶたなげっと?
かげあるき
Halloween Kids Picture Book
4年間の学びのイメージ
教員からのメッセージ
作り手目線で考えることが第一歩。
井上 幸喜 教授
ゲームをプレイするだけでなく「なぜ面白いのだろう?」と作り手目線で考えられたり、自分のアイディアを出せたりする人なら、このコースで勉強することで誰よりも強力な武器を手に入れられるようになります。ゲーム業界の技術は日進月歩。我々教員は、「今」業界で必要なことを超えて、未来に求められることを教えます。ここで「未来を創造できる人」を目指してください。
アニメーションコース
グループ制作でコミュニケーション能力を育成
「コンテンツ=売れる作品」を創造できるクリエイターを目指すコースです。授業ではグループ制作を重視し、最も重要な素養の一つであるコミュニケーション能力を育みながら作品づくりに取り組みます。コミュニケーションには受け手の求めるものを知る力という側面もあります。「売れる作品」を生み出すために、受け手の意識を想像する力も養っていきます。
アニメーションの現場を再現したリアルな実習
アニメーション制作の現場を知り尽くした教員が学生を直接指導。アニメ制作の実習では、業界出身の教員が実際に担当した歌番組など題材に、時間枠などを含めまったく同じ条件を設定。実社会における制約を守りながら制作を進める習慣を身につけ、プロダクションなどの現場でもそのまま通用する技能を習得することができます。
4年間の学びのイメージ
教員からのメッセージ
いい作品とは、売れる作品。
月岡 貞夫 教授
アニメ業界の中にはさまざまな職種があり、本学ではそれらを一通り学んだうえで、自分の方向性を決めていきます。アニメの世界はオールマイティでは通用しない。だから一人ひとりが自分の明確な特技をもてるように学んでいきます。また、私の作品に対する基準は"売れるかどうか"。ビジネスの成功を実現できる本物のプロを育てたいと思います。