最終更新:2012年11月9日(金) 12時23分
女性の名字や住所、警察が男に伝える
神奈川県逗子市のストーカー殺人事件で、警察が去年、男を脅迫容疑で逮捕する際、逮捕状に記載されている女性の結婚後の名字や転居先の住所の一部を読み上げ、男に伝えていたことがわかりました。
この事件は3日前、逗子市のフリーデザイナー、三好梨絵さん(33)が自宅アパートで刃物で刺されて殺害され、元・交際相手の小堤英統容疑者(40)が首を吊って死亡しているのが見つかったものです。
小堤容疑者と別れたあと、三好さんは別の男性と結婚し、東京都内から逗子市に移り住みましたが、ストーカー行為を繰り返す小堤容疑者に新しい名字や住所を伝えていませんでした。
ところが去年6月、警察が三好さんへの脅迫容疑で小堤容疑者を逮捕する際、逮捕状に記載されていた三好さんの名字や住所の一部を読み上げ、小堤容疑者に伝えていたことがわかりました。警察は、「今思えば、旧姓を用いるなど他のやり方もあったかもしれない」と説明しています。
一方、インターネットの掲示板に、逗子市の住所や三好さんの夫の名前を挙げて行方を捜す書き込みがあったことも新たにわかりました。
書き込みの日付は小堤容疑者が執行猶予判決を受けた後の去年10月で、警察は小堤容疑者が書き込んだものとみて解析を進めるとともに、捜査に問題がなかったか検証しています。(09日11:09)
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