【ソウル聯合ニュース】韓国の卸売物価が3カ月連続の上昇を記録し、物価不安が懸念されている。
韓国銀行(中央銀行)が9日に公表した資料によると、卸売物価は前年同月比0.2%上昇した。
卸売物価指数は4月(同2.4%上昇)から下落を続け、7月にはマイナス0.1%を記録した。その後、上昇に転じ、8月に0.3%、9月に1.0%、10月に0.2%と上昇を続けている。
10月は前月比では0.7%下落した。しかし、これは9月に台風被害で農産品などを中心に卸売物価が大幅に上昇した反動によるもので、一種の「錯視現象」にすぎない。前年同月比で農林水産品の物価は3.3%上昇を記録した。特に野菜類は18.3%、果実類は32.1%上昇した。
品目別ではダイコンが前年同月比109.6%、ハクサイは80.9%上昇した。特にダイコンは前月比でも30.8%上昇を記録し、「キムジャン(越冬用のキムチ漬け)」を控え、物価不安が懸念される。
一方、世界的な景気低迷と国際原油価格下落の影響で工業製品の物価は前年同月比で0.7%下落した。前月比でも0.6%下落となった。
世界景気回復の鈍化や国内建設景気の不振で、1次金属製品の物価は前年同月比7.1%、前月比2.0%それぞれ下落した。
代表的な公共サービスの電力・水道・ガスは前年同月比で4.9%、前月比では0.1%上昇した。今年下半期の公共料金の引き上げが原因とみられる。
サービス物価は前年同月より1.2%、前月比では0.1%上昇した。
韓国銀行の関係者は、「卸売物価が上昇傾向を示しており、年末の消費者物価が不安になる可能性がある」と指摘した。
韓国銀行(中央銀行)が9日に公表した資料によると、卸売物価は前年同月比0.2%上昇した。
卸売物価指数は4月(同2.4%上昇)から下落を続け、7月にはマイナス0.1%を記録した。その後、上昇に転じ、8月に0.3%、9月に1.0%、10月に0.2%と上昇を続けている。
10月は前月比では0.7%下落した。しかし、これは9月に台風被害で農産品などを中心に卸売物価が大幅に上昇した反動によるもので、一種の「錯視現象」にすぎない。前年同月比で農林水産品の物価は3.3%上昇を記録した。特に野菜類は18.3%、果実類は32.1%上昇した。
品目別ではダイコンが前年同月比109.6%、ハクサイは80.9%上昇した。特にダイコンは前月比でも30.8%上昇を記録し、「キムジャン(越冬用のキムチ漬け)」を控え、物価不安が懸念される。
一方、世界的な景気低迷と国際原油価格下落の影響で工業製品の物価は前年同月比で0.7%下落した。前月比でも0.6%下落となった。
世界景気回復の鈍化や国内建設景気の不振で、1次金属製品の物価は前年同月比7.1%、前月比2.0%それぞれ下落した。
代表的な公共サービスの電力・水道・ガスは前年同月比で4.9%、前月比では0.1%上昇した。今年下半期の公共料金の引き上げが原因とみられる。
サービス物価は前年同月より1.2%、前月比では0.1%上昇した。
韓国銀行の関係者は、「卸売物価が上昇傾向を示しており、年末の消費者物価が不安になる可能性がある」と指摘した。