中国:10月の消費者物価、前年同月比1.7%上昇-予想下回る
11月9日(ブルームバーグ):中国の10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.7%上昇した一方で、生産者物価指数(PPI)は同2.8%の低下となった。中国国家統計局が9日発表した。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト34人の予想中央値では、10月のCPIは同1.9%上昇が見込まれていた。9月は同じく1.9%の上昇だった。10月のPPIのエコノミスト予想は2.7%の低下。9月は3.6%低下していた。
食品価格が3年ぶり高水準に達した昨年7月から下落したのに伴い、消費者物価の伸びが鈍化した。中国人民銀行 (中央銀行)は先週発表した四半期の金融政策報告で、インフレは「現時点で安定」しているとの認識を示す一方、物価は需要と景気刺激策の拡大に敏感に反応するとして、インフレ加速リスクも強調した。
原題:China Oct. Consumer Prices Rise 1.7% Vs 1.9% Economists’Est.(抜粋)
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更新日時: 2012/11/09 11:02 JSTニュース一覧
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