2012-11-07 20:50:18
423. 女性が標的
テーマ:霊感商法神世界と雅びの霊感商法の間には多くの類似点がありますが、被害者の性差の割合にも似た点があるように見えます。下は、以前から参考にしている神世界告発サイトからの引用です。
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■和解内容から見た神世界被害
⇒http://y30.net/anti_cult/salon/higai.html
>3、男女別被害状況
>神世界事件の被害者は圧倒的に女性が多い。今回、和解や返金を受けることになった人たちは、被害者の中でも比較的戦う意志の強い人が多いので男性の割合が9%ほどになっているが、被害者全般を見渡したときには、その99%が女性だと言ってもよいのではないかと思う。私の所には、事件が公になってから二百数十名の被害者が連絡をしてきてくれたが、その中で男性の被害者はごくごくわずかだった。
>神世界も、初期の頃は男性も勧誘していたが、男性客は何かと言ってはクレームをつけてくることが多く、扱いにくいことが分かったので、全国展開する頃にはもっぱら女性をターゲットにするようになった。サロンの宣伝チラシにもはっきりと「女性専用」と書かれており、一時期まで出していたインターネット上のHPにも女性専用の文字が書かれていた。
>某神世界関係者によると、男性は理屈で考えるので、「御霊光が・・」と言った話が通用しにくく、その点、女性は感性で判断するので神世界としては扱いやすい存在だったとのことだ。確かに、占いや運勢相談、手相見に足を運ぶのは大多数が女性であり、そうしたものに対する抵抗感が少ないので、神世界としては女性は絶好のカモだった。
>また、30歳を超える女性では、4人に1人という高い確率で子宮筋腫を起こすとされており、その他の婦人科系の病気も含めると、多くの女性がなんらかの婦人科系の病気に悩んでいる。神世界はそこに目をつけ、「病気の原因は先祖の霊の祟りだ」などと根拠のない因縁話で脅し、金を巻き上げる材料に利用した。
>従来であれば、女性を騙すのは”悪い男”と相場が決まっていたが、神世界事件の首謀者は、日原易子、斉藤葉子、淺原嘉子、佐野りら、杉本明枝、W田M和、M入E実など、女性が多数を占めていた。客を接客するスタッフも、できるだけきれいな女性を配置し、同性である安心感を悪用して詐欺を繰り返していた。女性が女性を騙してきたのが神世界犯罪であるが、それらの者を操っていたのが斉藤亨、佐野孝、淺原史利、W田K司などの男だ。
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上の分析では、女性被害者が多い理由がいくつかあげられています。
(1)女性は占いや運勢判断手相に抵抗感が少ない
(2)婦人科系の病気に悩みを持っている人が多い
(3)首謀者たちが女性で占められていた
これら三つの理由を見ていると、雅びの霊感商法と共通していることが分かります。私は特に(3)に注目しました。
-BANGIO