この時期の他学区の説明会状況はどうだったかというと、下記資料の文面通りである。
8月22日、玉川学区では、会長が「他の地域では、一部の人がこの計画を反対し間違った情報を流す動きもあり、皆さんにはこれに対応できるようにしてほしい」と参加者13人の前で発言。
また、9月1日、瀬田4学区(人口約6万人)では「一部でよからぬ者がいろいろやっているが、基本的な人権の問題のあるものをあえて世に知らしめるとはとんでもない話だと思う」と連合会長8人の間で話をしている。
人権といえば、滋賀県精神障害者家族会が、この医療観察病棟は、障害者権利条約に抵触している人権問題として問題提起している。そのとき、瀬田4学区の連合会長たちは、人権問題として県に意見してくれなかったはなぜだろう。世に知らしめなかった県を一喝していただきたかった。
~参考~
<滋賀県精神障害者家族会連合会反対声明文>
精神障害者家族会連合会反対声明文
<医療観察入院施設建設に反対する意見書>
医療観察入院施設建設に反対する意見書
大津市自治協働課に、大津市連合会議事録2年分を公開請求をかけたことがある。しかし「大津市は、当該文書を取得しておらず存在しません」と非公開決定通知を受け取っただけであった。大津市役所で大津市自治連合会会議が開催されているし、自治協働課が窓口になっているはずである。また、自治協働課の仕事は、ホームページ上にも「 自治会等関係団体との連携及び連絡調整に関すること」と掲載されている。連合会会議の議事録もとらないとは、なんのための会議かわからない。大津市から連合会へ補助金も出しているはずである。市民の税金と会費から捻出して、運営されているからには、活動内容や議事録などを市民へ公開していただきたい。大津市のホームページ上に議事録を掲載すべきなのではないだろうか。
<大津市自治協働課HP/自治会>
http://www.city.otsu.shiga.jp/www/contents/1007010430710/index.html