大津市、中2自殺責任認め謝罪へ 「積極的に開示」と市長大津市の中2男子自殺で、男子生徒の自殺後、学校側が実施したアンケートを黒塗りの状態で公開したのは違法で精神的苦痛を受けたなどとして、遺族が市に100万円の損害賠償を求めた訴訟で、市側が「賠償責任はある」と謝罪することが2日、分かった。 取材に応じた大津市の越直美市長は「遺族の真相解明のために必要不可欠で、適切ではなかった」と話し、今後、積極的に開示していく姿勢を示した。 関係者によると、6日に開かれる第1回口頭弁論に向け、市は2日、大津地裁に答弁書を提出。その中で謝罪し、「黒塗り」での開示など、アンケートをめぐる対応について責任を認めることを盛り込んだ。 【共同通信】
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