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赤潮拡大、ノリ色落ち 漁業者「生活苦しくなる」

 佐賀県沖の有明海で赤潮が拡大し、養殖ノリが黒くならない「色落ち」が発生していることが6日、県有明水産振興センターの調査で分かった。西部海域で発生していた赤潮は中、南部海域まで広がり、鹿島市沖では色落ちが深刻化。大幅な価格低下が予想され、秋芽ノリの不作に苦しんだ漁業者からは不安の声が上がっている。

 

 昨年末に塩田川河口域で確認された赤潮は、今回の調査で六角川河口域から太良町沖まで拡大した。色落ちは鹿島市七浦沖が重度だったほか、白石町沖から太良町沖にかけて確認された。ノリの生育には1リットル当たり7マイクログラムの栄養塩が必要とされるが、西、南部海域の多くの調査地点で1マイクログラム以下だった。

 

 秋芽が不作だったため、冷凍網の販売収入を資材費用に充てる漁業者が多いが、色落ちしたノリは通常の3分の1程度の価格しか付かない。鹿島市浜町の中島龍さん(45)は「摘んでいる時から色落ちしているのが分かった。廃業まではいかないが、生活はかなり苦しくなる」と険しい表情で話した。

 

 漁協、県などでつくる協議会は同日、色落ちを防ぐために行う施肥(窒素塩添加)について協議し、8日の調査結果を待って実施するかどうか判断することを決めた。

2012年01月06日更新
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