2012-01-25
「ネズミ講」も巧く使えばネットワーク拡大や情報収集に効果?全米風船探し大会を制覇
1/19の朝日新聞からメモ代わりに。
アメリカで、「全米のどこかに風船を10個揚げる。この位置情報を、ネットで募集するなりなんなりして、早く突き止める競争」を2009年にペンタゴンが行ったという。賞金4万ドル。
こういう競争ゲームを思いつくところがまずすごいな、面白いな。
優勝者はMITチームだったが、その戦法は・・・・
風船の発見者には等しく2000ドルの報酬を出し、その発見者をネットワークに紹介した人に半分の1000ドル、さらにその人物を紹介した人に半分の500ドルと、仲介者にも報酬・・・自分が風船を発見できなくても…紹介した人物が発見に関われば報酬がもらえるため、沢山の知人に呼びかける動機になる。
結果、4人の呼びかけが数日で4400人に拡大。全米に散らばった10個の風船は、8時間52分ですべて確認できたという。
うーん、たしかにネズミ講とは、爆発的に広がるから「ネズミ講」と呼ばれるのだものな。アルバニアを転覆させたりもするし(笑)。
潤沢な資金がないとできない部分もあるけど、「いい目的のためにネズミ講を応用して、急速にネットワークを拡大する」という手法もあるんだなあ、とひざを打った。
twitterにはリツイートという急拡大のツールがあるけど、A→B→C、D、E…みたいな樹形図で拡大経路を追うことが出来たら、ちょっと面白いだろうね(ネズミ講で報酬を決めるにはそれが必要かな?)。
元の論文はアメリカの科学誌「サイエンス」に掲載されたとのこと。
これを紹介したのは、自分が好きな話題だからだが
なんという「ジャンル」だと命名すべきかがまだ分からない。
今のところ
「情報が雪だるまのように転がっていき、怪物的に肥大していく」
「ごっこ遊びが拡大していく」
ジャンルだ…という言い方をしている。三つどれもばらばらじゃん、と思う人もいるかもしれないが、自分の中ではこの三つが融けあっているんだよねえ。
■僕はこのジャンルが好きなのだが、何と呼ぶべきか・・・
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100912/p4
■「よいこの黙示録」に大期待する理由
- 691 http://pipes.yahoo.com/pipes/pipe.info?_id=e2865be3c3dc7d5dfca1b60500e17c18
- 133 http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20120124/1327424330
- 111 http://www.ne.jp/asahi/asame/shinbun/
- 104 http://nhbnews.mond.jp/nhbnews/bloglink.html
- 101 http://togetter.com/li/244844
- 52 http://longurl.org
- 42 http://sadironman.seesaa.net/
- 41 http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/
- 41 http://t.co/BlW1CXcx
- 39 http://reader.livedoor.com/reader/