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亀岡事故公判

京都府亀岡市で登校中の小学生の列に車が突っ込み10人が死傷した事故の裁判がきょう行われ、車を運転していた少年の弁護士は冒頭陳述の中で少年の家庭裁判所送致を求めました。ことし4月、亀岡市篠町の府道で、集団登校中の小学生の列に軽自動車が突っ込み、10人を死傷させるなどした事故で車を運転していた18歳の少年が自動車運転過失致死傷などの罪に問われています。京都地方裁判所できょう開かれた5回目の裁判ではじめに弁護士側の冒頭陳述が行われ弁護士側は、「少年法に基づき少年を更生させることを考えるべき」と家庭裁判所送致を求めました。また証人尋問では少年の父親が証言台に立ち被害者参加制度により「事故後現場に行ったことがあるか」、「今回の事故に対する責任の取り方をどうするのか」など遺族が用意した質問が父親に投げかけられました。次回の裁判は今月22日に開かれ少年に対して遺族が質問する予定です。

日時: 2012年11月 7日 20:00